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少しのことでやる気が上がる心理テク「目的が無ければ人は耐えられない」

やらなくてはいけないことが山積みなのに、どうにもこうにもやる気が出ない。そんなときってありますよね。しかし、だからといって逃げ出すわけにはいかない。どうすれば、うまくやる気を上げることができるのでしょうか?

【ダメな社員にやる気を起こさせる心理テク「肩書を利用する」】

目的を明確にする

人が一番つらいと感じるのは、何のためにやるか分からないことを延々とやらされ続けることだそうです。多くの捕虜が抑留されたことで有名なシベリアでは、こんな拷問が行われていました。朝、凍りつく屋外でひたすら穴を掘ります。

そして今度は、午後からせっかく掘った穴をまた埋めていくのです。これが毎日繰り返され、発狂してしまう人もいました。

逆に、どんなに単調でつらい作業でも、そこに「なぜ自分はこの作業をするのか」というはっきりとした目的があれば、人は耐えることができます。モチベーションを上げるためにも、作業の目的をはっきりさせておくようにしましょう。

まず行動してみる

部屋の中が散らかってきた。掃除をしたいけどやる気が出ない。しかし、嫌々やり始めてみるとだんだん楽しくなってきた。こんな経験をしたことのある人も多いのではないでしょうか? これを「接近勾配の法則」といいます。

はじめは気が乗らなくても、ゴールが見えてくると「最後までやってしまおう」と欲が出て、やる気が上がります。気持ちは後からついてきますので、まずは行動を起こしてみましょう。

ゲーム感覚で楽しむ

「面倒なこと」だと思うからやる気が出ないのです。「これはゲームなんだ」と状況を楽しんでしまうことでモチベーションはアップします。「お昼までにここまで完成させてしまおう」とルールを決め、それを達成できるよう夢中になるうちに終わってしまうはずです。

ライバルを設定する

自分ひとりで面倒な作業に向き合うのは精神的にきついもの。でも、そこに同じ目標に向かって頑張るライバルがいたらどうでしょうか? 「あいつだけには負けたくない」と思うことで、もっとうまくやりたい、早く終わらせたいという気持ちがむくむくとわいてきます。

誘い合って図書館で机を並べて受験勉強するなど、身近に相手の存在を感じられる工夫をするとより効果的です。

環境を変えてみる

いつものおにぎりも、外でレジャーシートを広げて食べるとおいしく感じるように、環境を変えてみることで物事を新鮮に感じることができます。状況が許すのであれば、いつもとは違う場所で課題に取り組んでみるといいでしょう。

ほかにも、好きな音楽をかけてみる、リラックスできる香りのアロマをたくなど、集中できそうな環境を作り出す工夫をしてみてください。

※この記事は2014年01月30日に公開されたものです

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