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電車やバスでの痴漢対策「怪しい男の人に近づかない」「女性専用車両に乗る」

女子からすると、卑劣極まりない犯罪である「痴漢行為」。運悪く、被害に遭ってしまった経験のある女子もいるはず。では痴漢に遭ってしまったときはどんな対応をすればいいのでしょうか? はたまた痴漢行為に遭わないために、日ごろから心がけておくべきことって? 働く女子に「電車やバス内で痴漢された経験とその対策」を聞いてみました!

■電車やバス内の、こんな手口に注意!

・「椅子の下に手を入れられたりしてから気持ち悪かった」(30歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「電車で隣(私の左側)に座ってきたおっさんが私の左足とおっさんの右足の上にカバンを置いてきて、その下で太ももを触られた」(26歳/医療・福祉/専門職)

電車のドア付近など混雑しやすい場所だけでなく、たとえ座っていても油断は禁物です。見えないと思ってこんなふうに痴漢行為をはたらいてくる人もいるようです。

■一番確実なのは、「女性専用車両に乗ること」

・「女性専用車両に乗るなどして、痴漢被害に遭わないように気をつけている」(27歳/学校・教育関連/専門職)

・「なるべく女性専用車両に乗る、普通車両に乗るときはズボンを履く」(29歳/金融・証券/専門職)

痴漢に遭わないための一番確実な方法は「女性専用車両」に乗ることです。どうしても無理なら、混まない電車を選ぶか、防犯意識の高さをアピールするため、カバンに防犯ブザーをぶら下げておくのも効果があるようです。

■恥ずかしくても「音で威嚇すること」が大事!

・「言葉で注意するとたいてい相手はひるみます。意気地がない人が多いようです」(24歳/金融・証券/営業職)

・「高校生のとき、制服のスカートの中に手を入れられることがよくあった。一番ひどいときは、パンツまで下ろそうとされたことも。相手は男子高校生だった。痴漢対策として、なるべく混んでる車両には乗らないようにしているが、もし痴漢にあったら怖がらず『やめて』と言うと、たいていは逃げていく」(30歳/金融・証券/専門職)

痴漢撃退法で女子が一番すすめていたのが「声を出す」ということ。怖くて声を出せないなら、「携帯の着信音を鳴らす」、「防犯ブザーを鳴らす」などして、遠慮なく周囲にSOSサインを出しましょう。

■満員電車では、こんなことに注意しよう

・「ドア前付近の混んでいるところには乗らない。座れない場合でも必ず座席前のつり革につかまるようにしている」(23歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

・「怪しいと思う男の人には近づかない」(31歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

電車内の混雑する場所はもっとも危険なエリア。背後に人が立たない場所を選ぶ、怪しいと思う人には近づかない、または新聞や法律書など、毅然とした対応をしそうな人のアイテムを持って電車に乗るのも、効果があるそうです。

■恥ずかしいけど勇気を持って!

・「ドア付近の角に立っていたらサラリーマンが真横に立ち、電車が発車したあとに揺れに合わせてくっついてきて触られました。朝眠くて機嫌が悪かったのと許せない気持ちが大きくてショーツの中に手を入れられた瞬間に手をつかみ、次の駅で降ろして駅員に突き出しました。それ以来、ドア付近には立たないようにしています」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

痴漢に遭うと、恥ずかしさゆえについ泣き寝入りしてしまうことも……。でも犯人を逃がしてしまうことで、また別の被害が生まれてしまう可能性があります。まわりの人の助けを借りられるなら、勇気を持って対応することも大切かもしれません。

痴漢は一度被害に遭うと、電車がトラウマになってしまったり、男性恐怖症になったりするケースもあります。痴漢に遭ったときは、必ず警察や相談所等を利用するなどして泣き寝入りせず、自らも痴漢対策をしっかりとするようにしましょう。

(ファナティック)

※『マイナビウーマン』にて2013年12月にWebアンケート。有効回答数312件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2014年01月16日に公開されたものです

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