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会議で自分の意見を通せる心理テクとは?―参加者の趣味や性格を下調べする

社内の会議や仲間とのミーティングで、自分の意見をなんとしても通したいことってありますよね? でも、なかなかうまく意見が主張できないという人も多いようです。そこで、自分の意見が見事に通ってしまうテクニックを紹介しましょう。

【自分の意見をわかってもらうためのコツ「語尾にあいまい表現はご法度」】

流行ものに弱い心理

多くの人びとには、物事を決める際に一定の心理が働いています。特に日本人に多い傾向として「流行ものに弱い」という点があります。これは「流行っているのだからきっといいものだろう」という心理状態ですね。大勢の人が認めているものだったら安心だという意識が、購買などを決断する重要な要素となっているわけです。

「勝ち馬に乗る」バンドワゴン効果

流行りものに賛同する人の心理は「バンドワゴン効果」と呼ばれています。「バンドワゴン」とは荷馬車の先頭を走る楽隊車両のことで、英語で「バンドワゴンに乗る」という言葉は、日本語の「勝ち馬に乗る」と同じ意味です。

バンドワゴン効果で大衆を誘導できる

「バンドワゴン効果」をうまく利用すれば、大勢の意見を自分の思いのままに操ることも可能ということになるのです。商品の広告でもよく用いられている手法でもあり、選挙などのマスコミ予想に大衆が影響されやすいのもバンドワゴン効果の一種といわれています。

バンドワゴン効果を会議に応用

会議などでは、それぞれが自分の意見を主張しあってお互いに譲らず、膠着状態に陥ることがよくあります。そんなときに、データを基にして、自分の提案がいかに時流に乗ったものであるか、あるいは流行の先端を行くものであり、大多数の人々に受け入れられやすいものであることを論理的に説明できれば、きっと過半数の賛同者を得ることができるでしょう。

参加者の趣味や性格を下調べする

会議やミーティングの際には参加者の趣味や性格をよく下調べしておきましょう。特に決定に大きな影響力を持っている人のことは詳しく調査する必要があります。そして、自分の意見をその人々の趣味や好みの嗜好(しこう)に関連付けて説明すると、大きな効果があります。

ただし、それを相手に気付かれてはいけません。プレゼンの鉄則として、あくまでも主張は理路整然と、自分の感情は別にして語ることが大切なのです。

※この記事は2014年01月14日に公開されたものです

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