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ストレスを味方につけることができる方法「ストレスの許容量の適正値を知る」

ストレスが仕事の成果を阻害する要因であることは、誰もがよく理解していると思います。特に企業では仕事の成果とストレスとが密接に結びついており、これを無くすことは至難の業です。どうやったらストレスから脱局できるのかを考えてみましょう。

【ストレス発散&解消法、教えて!】

ストレスとうまく付き合おう

「ストレスのない仕事」というものがあり得ない以上、私たち社会人は、ストレスと上手に付き合っていく努力をすることが必要となります。つまり、ストレスを自分の味方に引き入れてしまう、ということですね。

適度なストレスは好結果をもたらす

ストレスが、仕事の効率や生産性に強い影響をおよぼすことを生理神学的に証明したのが「ヤーキーズ・ドッドソンの法則といわれ、この法則によると、適度なストレスは緊張感と集中力を高める効果があるとされています。

スポーツやビジネスの上でも、ストレスによって良い結果が得られることは実証されています。しかし、そのストレスも限度を超えると成果は出なくなり、本人の健康状態を悪くしてしまう結果となります。

ストレスの許容量を知ること

ストレスの度合いによって、良い軽結果にも悪い結果にもなり得るということを理解しておくだけでも、かなりの違いが出てくると思われます。「自分にプレッシャーをかけろ」という言葉が、学習塾の受験生や新入社員などの指導においてよく用いられています。

これは、自分に適度なストレスを与えることによって、個人の能力を最大限発揮させるための言葉といえます。

重要なのは、各個人が感じるストレスの許容量の適正値です。自分でそれを認知できていれば問題ないのですが、未成年者や若年者には、指導者が適正に導いてやらないと、取り返しの付かないことになりかねないので要注意です。

個人の適正を見極めるマネジメントを

ストレスの感じ方や身体への影響度は個人差が大きいので、指導者に必要なのは、マネジメントする個人の適正に見極める能力です。特に、女性の場合は情緒的感情に強く影響を受けやすい傾向があるので、女性を多く預かるリーダーには、常にきめ細かい配慮をして統率していくことが求められます。

※この記事は2014年01月04日に公開されたものです

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