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記憶力が最も高まる瞬間は?「夜寝る前」

資格試験の勉強や新しい商品の知識。社会人になっても、覚えなくてはならないことは山のようにありますよね。でも、学生時代のように「覚える」ことだけに時間を割くことはなかなか難しいもの。それなら、少ない時間で出来るだけ効率よく記憶することが大事です。

【老化による記憶力の低下を気にするなら、血糖値を下げよ】

そんな忙しい人は、「記憶力がアップするタイミング」を上手に活用してみてはいかが?

大事なのは勉強時間よりも「タイミング」

効率よく知識を身につけたいなら、「記憶力が高まるタイミング」を意識して学習するのがベターです。特に「夜寝る前」はおススメ。実は寝ている間に覚えた知識は脳に定着すると言われています。眠る直前に大切な知識を入れて、寝ている間に定着すれば、数時間の睡眠時間を経ても知識の忘却が少ないのです。

というのも、寝ている時間は他の知識を取り入れることはありませんよね? 整理されない知識同士がぶつかることがないので、記憶に残りやすいと言われています。特に暗記ものなど、なかなか覚えられない!という場合には、寝る直前に頭に入れることで、効率よく記憶することができます。

せっかく勉強しても……

せっかく勉強した後に「寝る前にちょっと気分転換」などと言ってゲームを楽しんでしまう人、結構いるんじゃないでしょうか? 実は勉強の後ゲームなどをしてしまうと、せっかく記憶した内容が抜け落ちてしまう可能性があります。

もともと、苦手意識や緊張感の伴う「勉強」よりも、楽しみながらアレコレ覚えることのできる、ゲームなどの趣味関連の知識の方が、圧倒的に覚えやすいですよね。こんな「好きなことならすぐに覚えられる」という人は多いと思います。

それは「好きだからこそ積極的に知識を取り入れたい」という気持ちが自然と働いているからでしょう。

頭の中で「好き」側の知識と「ちょっと苦手」側の意識がかち合ってしまったら、やはり「好き」が勝ってしまうのは自然なこと。せっかく勉強した知識は「好きなこと」の知識に負けてしまう可能性が高いのです。

よって、勉強した知識をしっかりと記憶させたいなら、終わってすぐに寝ることをおススメします。ゲームなどをしたいなら、時間を決めて勉強の前にやってしまいましょう。

睡眠時間は大事

せっかく取り入れた知識を十分に定着させるために、睡眠時間をしっかり取ることは重要です。試験が近かったり、とにかく時間が足りない!というときはどうしても睡眠時間を削って勉強をしてしまいがちですよね。しかしそれでは身体が疲労してしまうだけでなく、睡眠中の「知識の定着」もうまくいかなくなってしまいます。

また、単純に寝不足だと集中力を欠いてしまいますよね。それでは起きた後の勉強や仕事に支障が出てしまいます。集中して学習し、しっかり休む。結局のところ、これが効率のよい記憶の仕方なのです。

とはいえ、仕事をしていると、どうしても時間が作りにくい、体が疲れて勉強に集中できない……といった悩みが発生してしまいがち。そんなあなたは、まず寝る前の10分だけ、集中して知識を取り入れることを試してみてはいかがでしょうか?

※この記事は2014年01月03日に公開されたものです

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