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Mac雑誌編集者に、Macの使える裏技を聞いてみた!―英字・かな入力ミスを直す方法「かなキーを2回押す」

Apple社から発売されているノートパソコン「MacBook Pro」と「MacBook Air」が大変に人気です。これまでMacに触れたことのない人でも、購入したりするそうです。では、なぜこれほど人気になったのか、どんな点が優れているのか、パソコン雑誌の編集者に聞いてみました。

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iPhoneユーザーの増加が人気に影響

――「MacBook Pro」と「MacBook Air」が人気で、今までMacに触ったことのない人でも購入しているそうですが、なぜこれだけ人気なのでしょうか?

Mac全体にいえるのは、「iPhoneの所有率」が上がっていることです。Macと連動して使えるのが便利なことも挙げられます。書類や住所、メッセージやメモ、ブックマークなどが、OSレベルで連動するので、手動で連動させたり、別アプリで同期させる必要がありません。

――パソコンとの連携が手軽なのは助かりますね。

他にも、「MacBook Air」については、

・軽くて薄い上に、11インチと13インチという選択ができる。
・バッテリーの持ちがHaswell世代になって異常にいい。
・OS X 10.9になって省エネ機能が向上し、ベンチでも9時間駆動する(日常使いなら、まず一日充電しなくて済む)。

など、機能性のバランスが絶妙なのも人気の要因でしょう。また、「MacBook Pro」については、上記の理由はもちろん、ノートPCとしてはかなり解像度が細かい「Retinaディスプレー」の搭載が大きいですね。

――かなり使い勝手のいい機種なのですね……頻繁に充電しなくて済むのも魅力です。

13インチで2560×1600ドット、15インチで2880×1800ドットというディスプレーサイズは、Windows機でもそうそうなく、対価格性能比においても優秀です。

――性能面以外では、どんなところが他のノートパソコンと違うのでしょうか?

AppleはOSとハードを自社で手掛ける関係上、別々にしているメーカーよりも価格が安いです。ハードも安いですし、最新OSも無料配布するなど、一度買うとあれこれ運用費が掛からないのは、一般の人には助かるかと思います。

――単純にコストが抑えられるのはうれしいですね。

また製品の種類が少ない上、一元管理しているので、不具合があってもアップデートしやすく、サードパーティーのように、「OSアップデート→ドライバーアップデート」という手間も時間も掛かりません。これも良いポイントですね

簡単かつ使えるMacBookテク

最近、MacBookを買ったという人のために、初心者でも使えるテクニックを紹介します。

●ショートカットキーを使いやすい位置に配置
Windows機は左端にショートカットに利用する「Ctrlキー」lがありますが、Macの場合はショートカットに使う「commandキー」がスペースキーに近い位置にあります。Windows機から乗り換えたという人は、「ショートカットキー」の位置に違和感があると思います。

これを解消するテクニックが、「システム環境設定⇒修飾キー」の設定です。これでキー機能の入れ替えが可能です。左端のcapsキーと入れ替えればWindows機と同じような使い心地になります。

●「L+文字」で「ぁ」など小さい文字を打つ方法
Macで「ぁ」「ぃ」などの文字を打つ場合は、Xキーと文字キーを組み合わせないといけません。なので、Windows機でLキーを使っていた人は使いにくく感じたりするようです。しかし、Macのメニューバーから「環境設定を表示」を開くと、「Windows風のキー操作」という項目があり、ここにチェックを入れると「L+文字」の組み合わせが有効になります。

●Macの再起動方法
PCがフリーズしてしまい、何を試しても駄目な場合は再起動するしかありません。Macを再起動させようとして、「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を押そうとする初心者の方がいますが、Altキーがないのでそれは使えません。

Macでは「command」と「control」と「電源ボタン」を押すことで再起動します。もしものときのために覚えておくといいですね。

知らない人も多い?意外なテクニック

●ファイルを簡単に「別名保存」する方法
テキストファイルを保存する際、Windows機と同じような「別名で保存」という項目がありません。これで困った人も多いのではないでしょうか?そんなときは「command」と「shift」と「S」を押すことで「別名で保存」が行えます。

ちなみに、ショートカットを使わない場合はメニューバーから「複製」を選びましょう。

●英字・かな入力ミスを消さずに直す方法
文字入力の際、英字のまま切り替えるのを忘れていてそのまま入力してしまうことがあると思います。英字のまま入力してしまった場合は、「かな」キーを2回押せば「ひらがな」になります。その逆も可能です。消さずに直すことができますよ。

本当に人気のMacBook。「冬のボーナスでMacBookを買った」という人もいるのではないでしょうか? しかし、置き物にならないように、使い方をしっかり覚えて有効活用させましょう!

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2014年01月02日に公開されたものです

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