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勉強したくないなと思った時に。モチベーションの上げ方「できることから、まずやる」

勉強が大好きな人もいれば、勉強が大嫌いだという人もいます。特に勉強が「大嫌い」だという人は、モチベーションを保つのがむずかしく感じるもの。モチベーションを保ち続けるには、どんなことに気をつければいいのでしょうか? モチベーションを上げるコツについてまとめてみました。

【モチベーション維持に効果的! 「達成感」を得る工夫とは?】


■自分のためではなく、誰かのためと考えてみる

「自分のため」にしかならない物事は、なぜかモチベーションを保つのが難しいもの。例えば典型的なのが、ダイエットです。やせれば確実に自分のためになるのに、なぜか長続きしません。勉強もダイエットのように、他人から「あなたのためになる」と幾ら説得されても、なぜかモチベーションを保つのが難しかったりします。こんなときは、「自分のため」の勉強から、「誰かのため」の勉強へと目的を変更した方が、モチベーション維持しやすくなります。

その勉強をすることで、誰のために役立つかを考えるのもいいですし、覚えたことや学んだことをブログ等で公開し、不特定多数の人のために覚え方のコツや、学び方のコツを教えてあげるのもよいでしょう。「誰かのために」という思いが、自然とモチベーションを上げてくれます。


■できることから、まず手をつけてみる

「できない」と感じると、自分への自信を失い、ますますやる気を失う原因になります。復習はそんな「できない」ことを感じやすい人の特効薬。昨日できたことを復習すれば、「私は、できる」ことが実感できるため、今日これからやる「できないこと」にも取り組む意欲が生まれ、自信が生まれます。

自信を失いやすい人は、昨日できたことを復習してから、新しい勉強に手をつけることをお勧めします。この方法の場合、わからないものをわからないまま置いておき、次に進んでしまうと「やり残し」がプレッシャーや引け目を与えてしまうため、できるまで粘り強くひとつの問題にこだわり続けるのも大切です。


■難しい問題こそ、基礎力が問われるチャンス問題だと意識する

とても理解できそうにない難しい問題こそ、基礎力をつけるチャンス問題です。ぜひわからないからと放り出さず、積極的に解く訓練をしてみてください。そして、その問題を解くには基礎から理解しないといけないと思ったら、迷わず基礎から始めましょう。

難問の多くは、大きな流れの中のさまつなこと、ささいなことを問う問題であることが多く、そのために記憶からはじかれてしまったり、「そこまで覚えなければいけないなら、とても勉強なんてやる気になれない」と感じてしまったりしやすい問題です。

ただし基礎、木であれば幹がしっかりしていれば、その難問が幹から伸びた、どの枝の部分にあたり、どの葉の部分にあたるのかがわかりやすくなります。幹から枝葉を探るのが簡単になります。つまり言い換えれば難問は、自分の基礎力を試す問題とも言えるのです。ぜひ難問にぶつかったら、自分がなぜわからないのかを考え、基礎からもう一度見直してみましょう。

勉強は「嫌だ」と思うと、ますます嫌になってしまうもの。モチベーションがなかなか維持できないなら、ぜひ「誰かのため」、「できることから」、「難しい問題はチャンス問題」だということを意識しながら、勉強してみてはいかがでしょうか?

※この記事は2013年12月28日に公開されたものです

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