お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

大勢の人に共感を与えることができるテク―誰に聞いても「YES」と答えそうな質問をしてみる

大勢の人がいる場所で何か発表をしないといけないとき、もしくは自分をアピールしなくてはならないときは、人の共感を得た方が何かと話しやすくなるものです。自分が言いたいことを理解してもらうには、人の共感を得ることがまずは大切。ぜひ、こんなテクニックを意識してみてください。

【「男は優劣、女は共感を優先」話が聞き上手なのはどっち?】

まずは基本の「笑顔」と「アイコンタクト」をマスターしよう

「笑顔」で話しかけられると、人は自然と笑顔になってしまうもの。大勢の人がいる場所でも、それは同じです。大勢の前で何かを話すときは、「これは、あなたに向けた笑顔ですよ」と伝わるように、アイコンタクトも使いながら、笑顔で語りかけるようにしてみましょう。相手を笑顔にすることで、聞く耳を持ってもらいやすくなり、自分の話にも共感してもらいやすくなります。

誰に聞いても「YES」と答えそうな質問をしてみる

大勢の人が初対面の人ばかりだというときには、相手が肯定的な気持ちになれるような、ほとんどの人が「YES」と答えそうな質問をしてみるのも効果があります。例えば「今日はあいにくの天気で、残念ですね?」とか「こんないい天気の日は、外出して楽しみたいですね?」とか、誰でも「YES」と思うような質問を投げかけるのです。

みんなが心の中で、「YES」と思わずうなずいてしまうような質問を振ることで、共感を得られるだけでなく、大勢の人に一体感を感じてもらいやすくなり、「話を聞こう」という姿勢を生み出しやすくなります。

共通の「アレ」を意識してもらおう

もし話の中で、「アレ」や「あの」で万人に通じそうな内容があるなら、あえてぼかして「アレ」や「あの」で話を進めてしまった方が、共感を生みやすくなります。例えば最近大きな時事ネタやワイドショーのニュースを例にとって、何かを説明しようとするなら、「今日もニュースで流れていましたよね。例のアレ」、「こんなシチュエーション、何かに似ていますよね。最近話題になっているあの事件のような……」と説明してみるのです。

大勢の人の頭の中に、共通の「アレ」や「あの」を感じさせることができれば、会場に自然に一体感が生まれ、自分の話にもより共感を持ってもらいやすくなります。

一貫して伝えたいことがあるなら、自然に繰り返し伝えてみよう

自分の主張や伝えたいことに共感を持ってほしいなら、話題の合間に繰り返し伝えたいことを盛り込むようにすると共感してもらいやすくなります。例えば最初に「私はこう思っています」と伝えたら、中盤で「最初にお伝えしたように、私にはこんな考えがあり~」と伝え、最後に「繰り返しお伝えしてきたように、私には○○とい考え方があります」など、要所要所で自分の考えを折挟んで伝えていくのです。

何度も繰り返すことで、相手もその考えを理解しようという気持ちが生まれ、最終的には共感してもらえるようになります。

大勢の人がいれば、その人数だけの考えがあり、まとまりがつきにくくなるもの。大勢の人をまとめ、自分の話に耳を傾けてもらい、共感を得たいならぜひこんなテクニックを一度試してみてくださいね。

※この記事は2013年12月27日に公開されたものです

SHARE