働く女子が告白！　私の少しマニアックな趣味⇒「国旗を覚える」「カタログ収集」

自分は好きでも「変わっている」、「共感できない」とまわりの人から言われてしまう趣味を持っていたりしませんか？　「変わっているのは自分でも感じている！」と思っていても、好きなものは好きだから仕方がない！　と自分の世界で楽しんでいる人もいるのでは。そこで今回は、「まわりの人から見ると少し変わっていると思う趣味」について聞いてみました。

■忍具収集
・「忍具のシンプルかつ創意工夫に富んだ形が好き」（27歳／学校・教育関連／事務系専門職）

外国、特にアメリカの映画監督など、日本の忍者に強い興味をを持っている人が多いようですが、日本の女性では珍しいですよね。ただしこの方は、忍者の道具に関心がある様子。「文房具好き」といった、機能美に惹かれるのと通じるものがあるのかもしれません。

■国旗を覚える
・「世界の国旗を覚える。そしてどんな難しい国旗でも書けるように練習している」（30歳／機械・精密機器／営業職）

筆者は、世界の国旗を覚えていて、見ればすぐにどこの国か当てられるという子どもを以前テレビで見たことがあります。覚える過程は趣味かもしれませんが、完全にマスターしたら、特技と言えますよね。

■カタログ収集
・「お歳暮やお中元のカタログを読むのが好きです。ボロボロになるまで読みます」（30歳／ソフトウェア／事務系専門職）

実際に引っ越すことはなくても、住宅カタログや賃貸マンションのカタログを見て、「この間取りがいいな」、「私ならこの部屋にこれを配置して……」と、いろいろ考えをめぐらせた経験、みなさんも一度や二度あるのでは？　でも、「ボロボロになるまで読む」という人ははじめて聞きました。

■古地図を見る
・「昔あった建物と今そこにある建物の比較をするのが楽しい」（26歳／食品・飲料／専門職）

古地図を見ていると、たとえば現在では道路になっているところに、昔は小さな川が流れていたことなどがわかります。「あの角にある欄干のような石柱は、そのときの橋の名残なのか」と思わぬ発見をしたり……。こうした楽しみは共感できる人ならすごく盛り上がると思うのですが、興味がない人には難しいかもしれません。NHK『ブラタモリ』（2008年～2012年放送）なども楽しく見ていたタイプではないでしょうか。

■郷土銘菓の情報収集
・「デパートの物産展やアンテナショップで新作を見つけるとわくわくする」（25歳／商社・卸／事務系専門職）

全国各地には、名物お菓子や伝統的銘菓が本当にたくさんありますね。しかも和洋折衷ものなど、新作商品も登場したり。甘いもの好き、お菓子好きの人なら、これはなかなか追求しがいのある趣味かもしれません。

■自衛隊マニア
・「海上自衛隊が一番好き。音楽隊は上手ですし、隊員の背筋がしゃんとした感じが格好いい。イベントに行ける機会があればいろいろ行く。地方総監部見たさに佐世保に行ったほど」（26歳／運輸・倉庫／秘書・アシスタント職）

制服姿の男性や、襟元を正してキビキビと動く姿に萌えるという気持ちはわかります。「自衛隊音楽まつり」や「市ヶ谷駐屯地見学ツアー」など、さまざまなイベントを毎年実施しているようですね。最近は自衛隊合コン、というのもあるみたい！

■少しマイナーなジャンルの音楽鑑賞
・「今流行ではない電子音楽（シカゴ・ハウスなど）が好きです。クラブで浮遊感に包まれる感じがいい」（30歳／情報・IT／事務系専門職）

近ごろでは「テクノ」、「トランス」という言葉自体は世間一般に浸透していますが、シカゴハウスが好きという女性は少数派なのでは。

■少し変わった生き物や、生き物の一部分が好き
・「触手が好き。現実にない魅力を感じる」（23歳／不動産／事務系専門職）
・「爬虫類が好き」（22歳／その他）

「触手」が好き、というのはかなりマニアックな趣味なのでは。そのほか、生物系の趣味では爬虫類が好き、という人もチラホラ。

■夢野久作
・「ちょっとホラーでグロテスクだけど、ときどきかわいらしい小説もある。元祖グロカワだと思う」（24歳／学校・教育関連／教員）

夢野久作といえば、日本探偵小説三大奇書に数えられている『ドグラ・マグラ』が一部マニアの間では有名なのだそう。

いかがでしたか？　マニアックすぎてついていけない、なんて人も多いかもしれませんが、それでも好きだからいいんです！　これからも趣味の道を突っ走っていきましょう。

(宇喜田あすく／OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』調べ。2013年11月にwebアンケート。有効回答数202件（22歳～34歳の働く女性）。

※この記事は2013年12月27日に公開されたものです