プロに聞く、夜行バスで快適に過ごすコツ「タオルを持参」「カバンを活用」
年末年始を故郷で過ごす人にとって、帰省するための交通手段は重要です。中には、高速バス/夜行バスを使う人もいるのではないでしょうか。そこで、夜行バスで快適に過ごすには? を専門家に聞きました。
【夜行バスで迷惑だったマナー】
役立つのはタオル! 注意するのは足!
WILLER EXPRESS JAPAN株式会社 広報部の山岡由佳さんにお話を伺いました。WILLER EXPRESSは、高速バス/夜行バス『WILLER EXPRESS』を運行しています。
山岡さんによれば、夜行バスで快適に過ごすために持って行くべきグッズは「タオル」だそうです。
●タオル
いろいろな用途に使えて便利! 大きいもの、普通の大きさのものなど、各種あるとなおよいとのこと。
タオルが役立つシーンいろいろ
・寝顔を隠すために顔を覆う。
・マスク代わりに使って喉を守る。
・枕として使用する。
・ブランケット代わりに使用する(ブランケットの貸し出しもありますが、足りない場合に役立ちます)。
また、夜行バスで快適に過ごすためのコツを聞いたところ、足を休めることだそうです。
●荷物をフットレスト代わりに使用する!
フットレスト付きの車両も多くあるものの、フットレストがない車両もあります。その際には、持参したカバンをフットレスト代わりに使用すると快適に移動できるとのことです(少しお行儀が悪いかもしれませんが……)。
長時間腰掛けたままですから、エコノミークラス症候群を避けるためにも足を休ませて、血行を良くすることが重要なのですね。
快適な夜行バスツアーの選び方は?
現在では、利用者のニーズによってさまざまなタイプのシートが用意されているようです。バス会社さんも工夫を凝らしているとのこと。
たとえば、「WILLER EXPRESS」では、まるで個室空間のような「コクーン」や、寝顔を隠せるフード「カノピー」付きの「リラックスシリーズ」などがあって、これらを利用すればまわりの目を気にせず熟睡できるそうです。
なかなか寝られない人向けには、映画やテレビ、ゲームが楽しめるプライベートモニター付きシートなどもあるようです。
女性の一人旅でも安心して利用してもらえるように、隣が必ず女性になるように座席配置をするなどの配慮をしている会社もあるようです。
山岡さんによれば「弊社は女性に安心なサービスを提供しています」とのことでした。女性向けのサービスの充実は、お客さん獲得のための重要な要素ですね。
最近の夜行バスのトレンドについては「プライベート感を重視した豪華なバスが多く出てきていると思います」との回答でした。
みなさん、自分に合った、いい夜行バスを選んで快適な帰省をしてください!
⇒『WILLER EXPRESS』のホームページ
http://travel.willer.co.jp
(高橋モータース@dcp)
※この記事は2013年12月26日に公開されたものです