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どうしても自慢話をしたい場合―「私」を強調しすぎない

自慢話を聞いて楽しいと思う人はあまりいないでしょう。なぜなら、そこには聞いている相手への思いやりの気持ちがなく、ひたすら自己顕示欲を見せつけているだけだからです。うまく話すにはどうすればいいのでしょうか?

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自慢話をするのは自分に自信がないから

いつも自慢ばかりしている人というのは、一見自信満々な人に見えます。でも、実は自慢話はコンプレックスの裏返し。自分に自信がないから、誰もほめてくれないから、自分から「私ってすごいでしょ!」と言わなくては不安なのです。

大人の対応として、一応みんな表面上は「そうなんだ、すごいね」と肯定して持ち上げてくれるので、そこでプライドが満たされ、満足するわけです。子供のころに親から必要な愛情をじゅうぶんにもらうことができなかった人も、こういう傾向にあるようで、親の責任は重大ですね。

どうしても自慢話をしたい時は

自慢話など、できればしないに越したことはありません。でも、どうしても聞いてもらいたい。そんな時は、できるだけ相手が不快に思わないような話題に限定するといいでしょう。お金持ち自慢やモテ自慢は確実に反感を買いますが、個人的な趣味やスポーツの話題ならまだイヤミがないでしょう。

例えば、趣味で集めているCDが100枚を超えたとか、好きで続けている野球の試合でホームランを打ったなどの話なら、聞き手もそれほど疲れることなく、素直に「すごいね」「よかったね」とうなずいてあげることができます。

「私」を強調しすぎないことが大事

いくら相手が真剣に聞いてくれているからといって、あまりにも「私がね、私がね」と自分の存在を強調しすぎると、反感を買ってしまいます。ただでさえ、相手はおもしろくもない自慢話に付き合ってくれているのですから、自分の話はほどほどにして、第三者の功績もからめながら話をしたり、聞いてくれている相手の話も同じようにしっかり聞くようにしないとうまくいきません。

自分が自慢をしたなら、相手の自慢も我慢して聞きましょう。お互いさまの心が円滑な人間関係をうまく築いていくコツです。

※この記事は2013年12月21日に公開されたものです

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