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椅子に座る時に上品に見える座り方とは?「上半身を真っ直ぐに」「垂直に腰を下ろす」

日本には、昔から「礼儀作法」や「ビジネスマナー」が確立しており、社会人なら定められた作法どおりに行動しなければ「常識知らず」とか「マナー違反」として非難の対象となりかねません。

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特に女性の場合は男性よりも周りから厳しく見られる傾向があります。そこで、社会人としての基本マナーの第一歩でもある「座り方」について以下にレクチャーしてみましょう。

椅子に座った女性の美しさ

女性が椅子に腰掛けた姿というのはとても美しく、西洋では椅子に座った女性を描いた有名な絵画がかなり多くあります。椅子に座った腰から脚の曲線が、女性の美を象徴して見えるからかもしれません。

ところが、最近の若い女性は、椅子の座り方の基本を知らないために、せっかくの女性のチャームポイントを台無しにしています。人に見られる場所では、正しい座り方をすることを心がけましょう。

椅子の左側に立ち、背もたれへの寄りかかりはNG

西洋のテーブルマナーでは右側が上座とされているので、椅子に座る際には左側に立つことが原則です。そして、椅子の前に立ち膝裏で位置を確認し、上半身を真っ直ぐにして垂直に腰を下ろすのが基本的な所作です。

そして、座ったら決して背もたれに寄りかかったりしてはいけません。側面から見ると、とてもだらしなく下品に見えるからです。

ソファーへの座り方

ふわふわのソファーに座る際には、まず浅めに腰を下ろし、ヒップを少し奥にずらします。あまり深々と奥まで行かないように注意しましょう。どうしても姿勢が不安定になる場合はクッションを腰にあて、肘掛けに腕を置いても失礼にはなりません。

また、ソファーに座る際には中央よりも端に腰掛けるようにすると、両脚の曲線がソファーのカーブに調和して美しく見える効果があります。

和室での座り方

和室の畳の部屋に通されて、座布団を出されたときに、座り方の作法を知らないと恥をかくことになります。

まず、座布団は中央に糸が付いている方が表で、縫い目のない辺が前ということを覚えておきましょう。座布団の座り方は「下座から、正座の姿勢で両足先を立て、両手を畳について座布団に両脚をずらし上げる」という手順となっています。

※この記事は2013年12月20日に公開されたものです

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