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ビジネスでこれをやったら嫌われる、伝え方のタブーとは?「大げさなお世辞やバカ丁寧さはNG」

ビジネスの世界では、「これをやってはいけない」というタブーがいくつもあります。それらの多くは日常の礼儀作法にも通じることですが、ビジネスの世界独特のものも少なくありません。知らずにやってしまう前に、最低限のビジネスマナーを身に付けておきましょう。

【マナー特集[社内]】

企業という看板を汚さないこと

企業社会では、顧客や取引先と応対する際に、会社の看板を背負っているという緊張感が必要です。応対する者が、新入社員だろうが社長だろうが、相手にとっては関係ありません。あくまでも「○○会社」という企業と折衝しているわけですから、相手が失礼と感じてしまったら、それは会社の信用を損なったということになるのです。

したがって、仕事で部外者と折衝する際には、細心の心構えで応対する必要があるのです。これは、常連客や付き合いの長い得意先でも同様です。いかに慣れた顔見知りの相手であっても、常に常識をわきまえた礼儀作法と話し方が求められます。

まずは上司との話し方を正す

外部の方々との応接マナーを完璧にするには、まず社内で上司に対する接し方から正していくことが重要でしょう。社内での上司への報告や伝達の際に、マナーがきちんと守れていれば、外部への折衝も問題はなくなることでしょう。

まず、目上に人と話す際の注意事項としては、比較的若い世代がやらかしそうなタブーとして、「無意味にニヤつきながら」あるいは「ポケットに手を突っ込んだまま」「腕を組んだまま」話すという例が挙げられます。

いずれも、友人や同僚たちと話す際には無意識にやっている動作なので、これがクセになって、つい出てしまうことがあるのです。上司と会話する際には、常にタブーを反復しながら話しましょう。

大げさなお世辞やバカ丁寧さはNG

若い人々がよく誤解しやすいのは、「丁寧で、へりくだった姿勢で話せばいい」という考え方です。よく、目上の人にバカ丁寧な身振りと言葉遣いで会話している社員を見かけます。こういう態度があまり大げさになると、相手には「慇懃無礼(いんぎんぶれい)」と受け止められることがあるので要注意です。

「慇懃無礼」とは、形だけ礼儀にかなっているように見えて、実は相手を見下しているという意味です。極端に深すぎるお辞儀をしてみたり、不必要なお世辞を繰り返したりすると、相手は逆に不快に感じてしまうことがあるので、あくまで心のこもった常識的な態度になるよう気を付けましょう。

※この記事は2013年12月19日に公開されたものです

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