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話し上手は雑談上手ではない理由―「雑談上手は聞き上手」

積極的に話す人は、一見社交的で雑談の上手な人に見えますよね。でも実は、そのように自分の話したいことを一方的に話し続ける人は雑談下手なんです。本当の雑談上手とは、どのような人を指すのでしょうか?

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会話を独り占めしない

会話を楽しむためには、その場にいる人みんなが参加できることが大切です。なのに、自分ひとりだけがベラベラとしゃべりまくり、ほかの人が口をはさむスキもないということになっていたらどうでしょうか。一応笑顔でうなずいてくれていても、心の中では「いい加減にしてよ」と思っているかもしれませんよ。こういうときは周りとの調和、バランスが大切。自分の話を聞いてもらったら、今度はちゃんと、ほかの人の話にも耳を傾けるようにしましょう。

会話に参加していなかった人を上手に巻き込む

どんな集まりでも、たいてい一人は会話についてこられなかったり、性格がおとなしすぎて会話に加われずにいる人がいるものです。そんなときは、「あなたはどう思う?」というように、気を使っていると気づかせないよう注意しながら、さりげなく巻き込むようにしましょう。

たとえ返事が返ってこなくても、無視しているわけではないという気持ちは伝わるし、それがきっかけで会話に入ってこられれば、その人も疎外感を感じずにすみます。

雑談上手は聞き上手

人は、自分の話を聞いてもらいたい生き物です。だから、聞き上手な人は人に好かれます。雑談を楽しむためには決して冗舌である必要はなく、むしろ、他人の話をどれだけ一生懸命聞いてあげられるかが大切なのです。

聞き上手な人は、相手の話の腰を折ることなく「へぇ、そうなんだ」「それで、それからどうなったの?」というように、うまく相づちや質問を入れながら話を聞いてくれるので、話している相手はだんだん気持ち良くなり、どんどん会話が弾みます。

それは、自分を尊重してもらえたと感じるからです。心地いい信頼関係を作ることができる人。それが真の雑談上手です。

※この記事は2013年12月18日に公開されたものです

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