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「感謝」と「お詫び」のバリエーションがあなたの身を助ける―同じ言葉の連続では説得力がない

ビジネスシーンではプライベートよりも「感謝」や「お詫び」するケースが多いという方も少なくないはず。これらはお互いがスムーズな付き合いをしていくためにも欠かせない言葉といえます。そこで今回は、
「感謝」と「お詫び」の効果的な使い方やその種類について考えてみましょう。

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同じ言葉の連続では説得力がない

謝罪をしなければならない場合は、相手が怒っている状態がほとんどなので、それがおさまるまでひたすら低姿勢で「お詫び」をし続けなければならないこともあります。そんなとき何を言われても「大変申し訳ございません」だけでは同じ言葉の繰り返しとなり、謝る気がないと思われてしまうだけではなく、さらに相手の怒りが増してしまう可能性も。

「お詫び」をする場合は何度か重ねると効果もでやすいですが、「なぜそうなったのか」などを付け加え、バリエーションを増やしてより気持ちが伝わりやすくなるように心がけましょう。「私の力不足でご迷惑をおかけいたしました」「お手数をおかけし申し訳ありません」など、状況によって使い分けができるようになると効果的です。

「感謝」は率直に言葉で表現

「ありがとうございます」、「大変感謝しております」など「感謝」にもさまざまな表現があるもの。こちらは「お詫び」と違い、同じ表現を繰り返してもそれほど失礼な印象は与えませんが、できれば状況に応じて言い方を変えてみましょう。「重ねてお礼申し上げます」、「お気遣いいただきありがとうございます」など、率直な気持ちを言葉にして付け足すとバリエーションも増えます。

「電話」が多い人は一覧を書いておこう

「感謝」や「お詫び」はそのときとっさに考えて口にしてしまうと、言いたい言葉が思いつかないことがあります。特に「お詫び」は焦っていることも多いので、間違ったことを言ってさらに相手を怒らせてしまうことは避けたいもの。そこで電話やメールでの対応に備えて、いざというときに使える「感謝」と「お詫び」を一覧にしてまとめておくと良いでしょう。また、いつも同じような定型文を利用してメールを送っている人は、たまに内容を変えてみるのもアリです。

これらをしっかりと使い分けられるようにしておくと、相手との信頼関係も深まるはず。ぜひあなたも「感謝」と「お詫び」のバリエーションを豊富に用意して、相手とのスムーズなやり取りを心がけてみましょう。

※この記事は2013年12月17日に公開されたものです

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