お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

誰もが陥ってしまう会話の罠とは?「『でも』『だけど』から話し始める」

会話って本当にむずかしいですよね。特に会話中は、「ちょっとイタイ」、「つまらない」と思われていても口にする人はあまりいないため、自分でもなかなか気づくことができません。ぜひこんな会話癖がないか、自分で自分をチェックしてみましょう。

【会話を途切れさせない芋づる式会話方法】

自分の話ばかりしてしまう

自分の身に立ってみれば、相手から「自分話ばかり」されることが、どんなにウンザリするかがわかるのですが、自分のこととなると忘れてしまい、つい「自分話ばかり」の会話をやってしまうことがあります。自分の話ばかりしすぎたかなと思ったら、一言ごめんねと言葉を添え、相手に話の主導権を渡すようにしましょう。

ちなみに自分話の途中で「私って、○○じゃないですか」というワードを使うと嫌われやすいので、口癖なら直しましょう。

相手との距離感を読まず、どんどん距離を縮めてしまう

会話中は自己開示の返報性という心理が働きやすくなります。自己開示の返報性とは、「相手が心を開いてくれたんだから、私も同じように心を開かないと」と思う心理です。この心理は同じスピードと距離感で、少しずつお互いに距離を縮めていく分にはとても役に立つのですが、「この人には、まだ心を開けない」と思っている人に対して、どんどん心を開いてぶっちゃけ話をしていくと、相手に「この人は危険」と思わせやすくなります。

相手との距離感を読んで、あまり一気に距離をつめすぎないで会話しましょう。

人の欠点をネタにした話題はNG

特に男性から嫌われやすいのが、この手の話題を振ってしまうことです。その人に対して何か思っている訳ではないのですが、まるで自分の欠点を言われたような気になってしまい、「自分のことも、どこかでこんな風に話されているんだろうな」と思われてしまうからです。

自分の評判やプライドを守ろうとする意識が高い男性(または女性)の前では、人の欠点をネタにした話は控えましょう。

「でも」「だけど」から話し始める

「でも」「だけど」が口癖なら、ぜひ直しましょう。使っている本人は、意味もなく使っていることが多いですが、相手からしてみると自分を否定されたように感じてしまう言葉だからです。「でも」、「だけど」がどうしても必要な時は、「Yes・But」方式を取り入れましょう。

「そうですね、でも」とか「私もそう思う。だけど」と最初に相手を肯定する言葉を入れるだけで、相手から見た印象がかなり変わります。

オチのない長話

自分の話ばかりする人がやりがちなのが、このオチのないダラダラ続く長話です。内容が波乱万丈のストーリーなら、まだ相手も聞く耳を持ってくれやすいのですが、抑揚のない単調な長話が続くと、誰でも飽きて「早く話を終わらせてくれないかな」と思いやすくなります。

長話をどうしてもしたいなら、相手が聞いて楽しくなるようストーリー仕立てにして話しましょう。

会話は相手あって初めて成立するもの。ぜひ相手の気持ちを察しながら、うまくキャッチボールできているかどうか考えながら、会話を楽しんでみてください。そうすればきっと、相手も喜んで会話につきあってくれるはずです。

※この記事は2013年12月11日に公開されたものです

SHARE