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宇宙でもフランス料理は人気「NASAから1本の電話」

漁師さんたちが食べるポークのパテの缶詰を作っているフランスの会社に、突然アメリカのNASAから一本の電話がありました。なんと、フランス料理の巨匠アランドゥカス氏とコラボして、宇宙飛行士のための特別なフランス料理の缶詰を作ってほしいという依頼だったのです。

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なぜこの会社が選ばれたかというと、米国の農務省の規定に沿った缶詰がフランスで作れるのはこの会社だけだったから。宇宙に持って行く食べ物は、特別に殺菌され、超軽量のアルミの入れ物に詰められないといけないのです。

今回のこの企画は、宇宙飛行士たちが、お誕生日など特別なイベントを祝う際に、おいしいフランス料理を食べさせたいというNASAの提案で始まりました。来年の夏、国際宇宙ステーションに持ち込まれるフランス料理の缶詰には,ロブスターやアヒルのコンフィ、キノアと海藻のお料理などが詰められる予定です。

そして、お誕生日のお祝いにロウソクが立てられるように、チョコレートケーキも作られる予定です。

アランドゥカス氏の手にかかれば、缶詰でもおいしいお料理になるのは間違いないでしょう。国際ステーションからのお料理への感想も聞きたいものですね。

参考:NASA orders French food to be launched into space. 12
http://www.thelocal.fr/20131205/french-cuisine-set-for-space-after-nasa-contract

※この記事は2013年12月07日に公開されたものです

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