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プチ不眠かも!? 睡眠薬に頼らずぐっすり眠るには? 漢方薬って有効?

女性の多い、とあるオフィス。ここは、いつも和気あいあいアットホームな雰囲気。でも、やはりそこは働く女性ゆえのお悩みが。仕事のストレスやデリケートなカラダの悩みが尽きないお年ごろ。女同士だから話せる悩み満載のヒソヒソトークに、あなたも共感するかも!?

疲れているはずなのに眠れない。ようやく寝つけたと思っても、夜中に何度も起きてしまったり。寝不足のために仕事中はぼんやりしていて疲れもとれない。病気ではないけれど、休日は疲れすぎてどこにもいけない……。質のよい睡眠がとれないと、だんだんと疲労が溜まってしまいます。今回のQ子とR美は不眠症に悩む2人。漢方薬で対処することはできるのでしょうか?

Q子「ちょっとちょっとR美、最近睡眠不足なんだって? そういえば元気ないよね」
R美「あれ、なんで知ってるの?」

 

Q子「カン子先輩に聞いたんだよー。R美が不眠症っぽいって。実は私も夜眠れなくて、カン子先輩に相談してたんだ」
R美「えっ、Q子もなの? つらいよね~。昼間は眠いし、前より仕事に集中できなくて……」

Q子「私の場合はね、夜横になると胸がドキドキして寝つけないんだよね。昼間は睡眠不足のせいかイライラすることが多くて」
R美「そうなんだ。私もドキドキすることはあるなぁ。嫌なこととかを思い出して落ち込んで、ずっとそのことをベッドの中で考えてしまったり……」

Q子「それでね、カン子先輩に一度漢方薬を試してみたらって言われたんだ」
R美「えっ、漢方? カン子先輩って漢方薬に詳しいみたいだけど、漢方薬が不眠症に効果あるの? 不眠っていうと、睡眠薬のイメージなんだけど」

Q子「私も不眠には睡眠薬のイメージがあって、でも何か睡眠薬は抵抗があってカン子先輩に相談したの」
R美「私、前に体調が悪かったときに内科で検査してもらったんだけど、『大きな異常はありません』って言われて、それっきりだったんだよね。だから不眠とかも気のせいなのかなって思ってるんだけど……」

Q子「漢方薬は体質を見て処方されるものだから、病院で体に大きな病気があるって診断されなくても、不調があるなら相談に乗ってもらえるみたいだよ」
R美「そうなの? それなら行ってみようかな。いまの状態が続くとキツいし」

Q子「だよね。善は急げだよ。行こう行こう!」
R美「(Q子、元気じゃん……)」

Q子「いま、『Q子、元気じゃん……』って思ったでしょ」
R美「お、思ってないよ。行こう行こう」

そんなわけで病院に向かった2人。
診察していただくのはいつもどおり丸山綾先生です。まずQ子から診察室に入りました。

Q子「こんにちは。不眠症の相談できました。疲れているのに夜全然眠れないんです。胸がドキドキしちゃって、昼間はストレスが溜まるし……」
丸山先生「お仕事、忙しいですか? 残業が多いとか?」

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