風邪をひいたときに孤独を感じる女子は43.7％「このままひとりぼっちで死んでいくんだ」

体調を崩すとどうしても気弱になってしまうもの。そんなときは隣に誰かがいてくれたら心強いけれど、大人となった今、幼いころのように面倒を見てくれる人はいない……というのが現実。でもやっぱりひとりだと孤独や不安が増してしまいますよね。今回は、女性のみなさんに「風邪をひいて孤独を感じた」エピソードについて聞いてみました。

Q.風邪をひいたときに孤独を感じたことはありますか？

「ある」43.7％
「ない」56.3％

過半数まではいかないものの、多くの女性が「孤独を感じる」ということが判明！　では一体どんな瞬間にそう感じるのでしょうか？

■「ひとり」を感じた瞬間

・「引っ越したばかりで風邪をひいたとき、病院もどこに行けばいいのか分からずひとりで家で寝るしかなかった」（30歳／機械・精密機器／事務系専門）

・「学生で下宿していたころに風邪をひいたときは、とても孤独に感じました。今までは風邪をひいたら家族が看病してくれていた分、寂しかったです」（27歳／生保・損保／販売職・サービス系）

・「午前10時ごろにひとりっきりになった瞬間。生活音も少ない時間帯だから余計に孤独を感じた」（28歳／金融・証券／事務系専門職）

いつもは人に囲まれて過ごしているのに、家にひとりぼっち……そんなことを感じると、どうしても孤独感が強くなりますよね。具合が悪いとなおさら気弱な思考回路になってしまいそう。

■隔離された・家族が構ってくれない

・「うつらないように家族が自分の部屋に近づかないようにしているとき。ずっと自分の部屋で暗い中、寝ているので寂しくなる」（29歳／商社・卸／事務系専門職）

・「隔離される、台所に入らないでと言われる」（24歳／電機／事務系専門職）

・「実家暮らしのときだったが家族が全員外出しており、誰も夜遅くまで帰ってこなかった。ゴホゴホせきこんでベッドに伏しているとき、静かな部屋でひとり、孤独だなぁと思った」（29歳／生保・損保／事務系専門職）

特にインフルエンザなど、家の中で感染を広げたくないものだと「家庭内隔離」されてしまう人は多いようです。逆に軽い風邪とみなされると放っておかれる人もいますよね。大人だから、何とかなると言えば何とかなるんですが……。

■食べるものがない・買い物もできない

・「熱が出て寝込んでいて、お腹が空いているのに誰も家に居らず、かと言って自分で料理を作るパワーもなく、寝ているしかないとき」（27歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）

・「買い物にも行けず、家の食料が尽きかけたとき。ベッドから冷蔵庫までの距離が果てしなく思えたとき」（27歳／電機／事務系専門職）

・「体調悪いのにご飯はコンビニ弁当だし、ポカリスエットのキャップは開けられないし、孤独を感じる」（24歳／医薬品・化粧品／技術職）

熱やだるさで起き上がるのも大変というときに困るのは、やっぱり食料などの買い出し。具合が悪いのに食べものや飲み物がないのはやっぱり不安ですよね。

■気づいてくれない・気づかってくれない

・「熱があるときに仕事に行って、つらそうにしていたのに、誰からも気づかれませんでした。誰も自分のことなんて気にしていないんだと、少し悲しかったです」（27歳／学校・教育関連／専門職）

・「誰からも心配のメールや電話が来なかったときに孤独を感じます」（23歳／食品・飲料／販売職・サービス系）

大人同士だと、「多少具合が悪くても、大人だからどうにかできるはず」と思ってしまいがちですよね。でもそこに孤独を感じる人もいます。もし具合が悪そうと気が付いたら、一声かけてあげるのも大事ですね。

■どうしようもなく気弱に

・「咳をしすぎて体が痛かったり、起き上がるのもやっとのとき、熱でもうろうとしているときは、このままひとりぼっちで死んでいくんだ、などと大げさなことをつい考えてしまう」（27歳／学校・教育関連／専門職）

・「一人暮らしだったときに風邪をひいて熱がなかなか下がらなくて、このまま死んだら寂しいなぁと泣けてきたことがあります」（33歳／その他／事務系専門職）

身体がつらいと、こんなよからぬ想像をしてしまうこともあるようです。でもそこは振り切るのが正解！　ますます不安な気持ちに引きずられてしまいますよ。

ひいていない人からすると「たかが風邪」でも、現在進行中の人にとって風邪は本当につらいものですよね。そして体調が思わしくないとますます孤独や不安な気持ちは倍増してしまうもの。気持ちを必要以上に落ち込ませないためにも、まずは身体を回復させることに集中してみてはどうでしょうか？

（ファナティック）

※『マイナビウーマン』にて2013年10月にWebアンケート。有効回答数298件（22歳～34歳の働く女性）

※この記事は2013年12月06日に公開されたものです