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職場復帰後、大変だったことは? 「病気でも迎えに行けない」「周りの視線が痛い」

育休が明けて、いよいよ職場復帰。でも、お休み中でもヘトヘトに疲れる育児をこなしながら働くなんて、本当にできるの? と、不安になってしまうママも多いよう。仕事に復帰したあと、具体的にはどんなことが大変だったのか、先輩ママに聞いてみました。

 

■子どもが病気に!

・こんなに熱を出すのかと思うほど、熱をだされた。入院もした。本当に大変だと思った。(情報・IT/事務系専門職/14年目)

・保育園から電話が来て迎えに行かなくてはならないのに、仕事があるためにすぐに迎えに行けない。(学校・教育関連/専門職/8年目)

・保育園に入るまでは一度も病院に行ったことがないくらいだったのに、月に1度は体調を崩してしまうことが多かったし、それに合わせて自分も体調不良になることが多かった。断乳していなかったため子供にも気持ちの上でとてもさみしい思いをさせてしまった。(その他/事務系専門職/10年目)

 

■仕事が終わりません

・休憩時間も働かないと時短内に仕事が終わらない。(医療・福祉/専門職/10年目)

・残業したくてもできない。(通信/事務系専門職/9年目)

・なかなか仕事をする感覚が戻らない。PC操作ひとつにしてもトロいし、仕事の精度もイマイチだし、なにより理解力が低下していて会議に出席していも、何の話をしているかさっぱり理解できず、上司や同僚に会議の時間と同じくらいかけて、説明してもらったり、みんなの時間をかなり割いてもらっている。(医薬品・化粧品/技術職/10年目)

 

■周りの目が気になる……

・ちょこちょこ会社を早退しなければいけなくて、周りの目が痛かった。(商社・卸/事務系専門職/3年目)

・職場の理解を得るのが大変でした。時短は正当な権利(制度として存在するので)なのに、申し訳なさそうに帰らないといけないし……。(電機/事務系専門職/4年目)

・子をもつ母が同じ部署にいなかったので、早退するときは本当につらかったです。(通信/事務系専門職/10年目)

 

■朝も夜も多忙!

・朝の準備。二人分の用意は大変だった。(電機/クリエイティブ職/9年目)

・退社→買い物→下の子の迎え→上の子の迎え→夕飯支度→夕飯→お風呂→宿題の確認→寝かし付け…と夜やることが多く忙しい。(医療・福祉/専門職/15年目以上)

 

■育児とのバランスが大変

・子どもの事がすごく気になって集中できなかった。(金融・証券/営業職/7年目)

・仕事のカンを取り戻すのと、子育てと仕事のバランスをうまく取れるようになるまでが大変だった。(小売店/販売職・サービス系/11年目)

 

■とにかく、切ない

・時短勤務の退社時間に会議が終わらなかったり、急ぎの電話対応があったり、保育園へのお迎えが遅れることも多々。区立保育園なので、遅れるとそれはそれは上から目線でかなり厳しく注意を受ける。仕事、育児でヘトヘトな毎日のなか、精神的にもグッとくる瞬間だった。また時短で切り上げ、子供のお迎え&ごはんの支度、ごはんを食べさせている最中から仕事の電話などの対応が続く日々……。にもかかわらず、仕事関係者が「6~8時くらいは電話がつながらない」と不満を漏らしていると聞いてショックだった。(出版/クリエイティブ職/10年目以上)

・子どもが入院したときは心身ともに疲弊。子どもばかりを優先できないつらさ。(学校・教育関連/専門職/10年目以上)

・周りの気持ちを考えると申し訳なく、あえて鈍感にならなくてはならないと思ったこと。自分が無理をすることで子どもに影響が出ることを肝に銘じていました。(マスコミ・広告/営業職/15年目以上)

 

復帰前と大きく違うのは、家に帰ってからも“育児”という仕事が待っていること。ごはんを食べさせて、お風呂に入れて、といった毎日のお世話はもちろん、病気になったときには仕事を休まなければならないor休めないつらさも。さらに、そんな休みや時短勤務を“肩身が狭い”と申し訳なく思わなければならないなんて、ママは本当に大変です。コメントに「あえて鈍感にならなくてはならないと思った」とあったように、周囲には「迷惑をかけて申し訳ない」と思いつつも「子どもの世話は自分にしかできないこと」と割り切るなどして精神的な負担を軽くしないと、とても体がもちそうにありません。これからどんどん、ママに対して理解のある職場が増えていくといいですよね!

 

※『マイナビウーマン』にて2013年10月にWebアンケート。有効回答数143件(22歳~40歳以上の働く女性)。

 

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※この記事は2013年12月03日に公開されたものです

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