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冬の健康管理やダイエットに! 悩み別、オススメのメディカルハーブレシピ3つ

同世代女子が気になるトレンド情報から、新商品、人気スポットなどまで、ランチタイムの話題にしたい、気になるあれこれをピックアップ!

12月になり、一段と寒さが身にしみるように。そろそろインフルエンザの流行が気になったり、特に女子の場合は冷え性、むくみ、肩こりなどがひどくなったりと、さまざまな体調不良に悩まされるもの。また、クリスマスや年末年始の忘年会&新年会など、冬は“つい”食べすぎてしまう機会も増えるので、ボディラインも気になっちゃいます。

そこで編集部が注目したのが、“メディカルハーブ”なるもの。そもそもハーブとは、日本語では「薬草」や「香草」と訳され、料理をはじめ日常生活のさまざまな分野で活用されている植物のこと。その中でもメディカルハーブは、身体にうれしい効果がいろいろと期待できるそうなんです。

だけど、メディカルハーブと言われても、何をどう生活に取り入れればいいのか……頭に「?」が浮かんでしまいます。そこで、日本メディカルハーブ協会学術委員の村上志緒さんにメディカルハーブについてお話を聞いてきました!

ハーブと聞くと、筆者はミントやローズマリーなどを思い浮かべますが、“メディカル”がついていると何だか一気に難しそうな印象に。

でも、「そんなことはありません」と村上さん。
「メディカルと言っても、病気の治療をするわけではありません。日ごろの健康管理や健康の維持、病気の予防に活かす自然療法を植物療法と言うのですが、それに用いられるハーブをメディカルハーブと呼びます。たとえば、毎日飲むお茶をハーブティーにするほか、入浴剤やスキンケアなど、気軽に取り入れることができます」(村上さん)

そんなふうに日々のケアに活かせるだけでなく、ハーブの香りを一緒に楽しんでリラックスできるのも、メディカルハーブの魅力のひとつ。ほかにも、「穏やかな味、心地よい香り、ときに美しい色で私たちの感性を楽しませてくれる植物がメディカルハーブとしての効能を持ち、日ごろのケアに活かすことができるのはとても魅力的。毎日忙しく働く人の“ホッとひと息”の時間にハーブティーとして取り入れるなど、シンプルに活かせば、手間をかけることなく健やかな毎日を過ごせますよ」と村上さんは語ります。

せっかくなので、冬に起こりがちな不調に特にオススメのハーブ&レシピを教えてもらいました!

風邪やインフルエンザ対策に! 「エキナセア」

「北アメリカ原産のハーブである『エキナセア』は免疫力をアップし、風邪やインフルエンザの予防に役立ちます。ジャムの空き瓶などにエキナセアのドライハーブを6分目ほど入れ、40%程度のアルコール度数……たとえばスミノフなどのウォッカに浸して2週間後、浸した液体を濾して、スポイト瓶などに保存し、毎朝10滴ほど、または小さじ1杯程度を水に入れて、召し上がりましょう。また、毎日のうがいに活用してもいいですよ」(村上さん)

冬場の風邪はつらいところ。手づくりのメディカルハーブレシピで、予防しておきたいですね♪ うがいに使うのもOKということで、生活リズムを崩さずにすぐに取り入れられそうですね。

冷え性知らずに! 「ジンジャー」

「冷え性には、血行を促進して温めてくれる『ジンジャー』を。スライスした生姜を3~5枚ほど用意し、熱湯もしくは紅茶に入れてしばらく置き、飲むだけ。甘みがほしいときにはハチミツなどを加えてもOKです。ジンジャー同様、代謝を活性化させる『シナモン』や『カルダモン』をブレンドするのもオススメですね」(村上さん)

ジンジャーティーは女子の間ではおなじみですよね。「シナモン」、「カルダモン」といったメディカルハーブも活用して、ワンランクアップのティータイムを楽しみたいところ。

ダイエットの強い味方に! 「マルベリー」&「ダンデライオン」

「糖分の吸収を抑える『マルベリー(クワ)』の葉や、脂肪の代謝を促進する『ダンデライオン(タンポポ)』の根が有効です。マルベリーは食前に、ダンデライオンは食後に召し上がりましょう。また最近では、クエン酸を多く含む『ハイビスカス』について、中性脂肪の蓄積を防ぐ効果を示唆する報告もあります」(村上さん)

マルベリー、ダンデライオンともに熱湯に入れてハーブティーとして飲むのがいいみたい。忘年会など、暴飲暴食しがちなこの時期は特にうれしいですね。

こんなふうに無理なく上手にメディカルハーブを取り入れれば、これからのライフスタイルがもっと豊かになりそう。

また、「もっとメディカルハーブのことを知りたい!」という人は、来年3月に「メディカルハーブ検定」というものがあるみたい。手に入りやすい15種類のハーブを題材に、香りや色、味を楽しみながら、ハーブの働きを学ぶことができるそうなので、チャレンジしてみてもいいかも♪

(ヨダヒロコ/六識)

※この記事は2013年12月02日に公開されたものです

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