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家を買うときに考えるべき見逃しがちな3点「物価・交通費」「自治体の制度」「保育園」

硬貨家の購入時、「どこで買うか」は大問題! もちろん「すでに土地があり、そこに家を……」という方もいるのでしょうが、土地探しから家づくりを開始するため、頭を悩ませている方も多いのでは? 土地や家の価格に、つい目を奪われがちですが、節約を考えるならば、ぜひ住環境にも注目しましょう。節約につながる住環境とは、いったいどんなもの?

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■生活にかかるコスト

家購入を考えるときに、ぜひ意識しておきたいのが、その場所で生活したときに、かかるコストについてです。通勤にかかる費用はもちろん、近所のお店の物価なども気になるところです。もし、転勤などのリスクが少ないのであれば、会社から近い家を購入したほうが、通勤にかかる費用の節約につながります。また、安くて利用しやすいお店が、近所に多数あれば、買い物にかかるコストも減らすことができます。これらは、毎日の生活にかかわるコストで、ばかになりません。

これ以外にも、自治体からの支援にも注目してみましょう。地方自治体の中には、居住促進のため「住みはじめて○年間は、固定資産税無料」などの、独自制度を用意しているところがあります。「どうしてもここがいい!」というこだわりがない場合には、「オトクさ」を重視して、希望エリアを絞り込むのもひとつの方法です。

■子どもがいるならば……

子どもができて、マイホーム計画を具体的に検討しはじめる方も多いかと思います。この場合、住環境について考えることは、さらに重要です。まず、周囲が「子育てしやすい環境かどうか」を吟味しましょう。近くに、無料で遊べる公園や児童館が充実していれば、「遊び」にかかるコスト減を期待できます。

また、自治体によって異なる、「乳幼児医療費助成制度」についても注目しましょう。これは「子どもが病気・怪我をしたときの医療費の一部、もしくは全額を助成してもらえる」という、オトクな制度です。子どもに病気や怪我のリスクは付き物。現在、ほぼすべての自治体で導入されているこの制度は、親にとって非常に助かる制度なのです。

一点注意が必要なのが、この制度の内容は自治体によってちがう、という点です。「医療費一部助成」という地域もあれば「全額助成」という地域もあります。また、対象年齢についても「小学生まで」のところもあれば「高校卒業まで」というところも! 子どもにかかる医療費も、馬鹿になりません。この制度が充実した地域を選ぶことで、「子どもの医療費」だけでなく「子どものための医療保険代」も節約することができます。

■待機児童問題!

子どもがいて、共働きをしている家庭の場合、待機児童問題についても無視できません。近年「預け先の数」は増加傾向にありますが、保育料が高額になりがちな施設も多いです。できれば、保育料の安い保育園に、簡単に入所できる地域を選んだほうが、節約につながります。また、費用が高額になりがちな認可外保育園の利用について、助成金を支給している自治体も。「子どもが小さいうちは、お金の貯めどき」だと言われます。子育てにかかる費用を節約できる住環境を選び、節約生活を実践しましょう!

夢のマイホーム購入時には、「家の雰囲気」「土地の価格」に目を奪われがち。しかし現実には「道の向かい側に住んでいるだけで、こんなにちがうなんて……!」ということもあるのです。住宅購入時には、ぜひトータルの住環境についても注目してみてくださいね。

(ファナティック)

※この記事は2013年11月30日に公開されたものです

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