働く女子が、履歴書に書けない特技とは？ 「目玉のおやじで面接通過」「円周率が50ケタ言える」
履歴書を書いていて、「特技欄」でハタと困ってしまったことはありませんか？ そもそも、書ける特技がないという人も多いのではないでしょうか。でも、履歴書には書けないけれど、仲間内でやると最高にウケる！ そんな特技を持っている人なら、意外とたくさんいるかもしれません。働く女性に聞いてみました。
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モノマネ
・「人の特徴を捉えたモノマネが得意。たまに来るお客さんのモノマネをすると先輩たちに絶賛される」（30歳／ソフトウェア／営業職）
・「『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉のおやじのモノマネを面接でしたことがあります。受かりました」（27歳／生保・損保／事務系専門職）
いますいます！ 取引先や顧客のマネのうまい人！ こういう同僚が一人いると、仕事中の清涼剤になってくれますよね。モノマネで面接を通過したとなると、それはもう本当の特技かもしれません。
顔芸
・「鼻の下にシワを作ってヒゲができる。飲み会などでよく披露します」（27歳／情報・IT／技術職）
・「耳が動く。請われれば披露するが、もみあげの手入れや耳周りの手入れがきちんとできているかどうかが不安になる……。一応みんな喜んでくれる」（31歳／金融・証券／秘書・アシスタント職）
・「シンクロナイズドスイミングの選手みたいに、鼻の穴を自力で閉じることができます。酔ったときに人を笑わせるためにしかやったことがないので、実際にプールでできるほどではないですが、やると笑われます」（30歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）
顔芸というと、ナインティナインの岡村隆史さんのイメージがありますが、身のまわりにも顔芸ができる人は意外に多くいますよね。どのように顔の筋肉を使っているのでしょうか。一度聞いてみたいです。
首の動き
・「インドの蛇使いみたいに首が左右に動く。雑談の中でやると、みんなで真似しだして結構盛り上がる」（27歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）
コレ、簡単そうに見えて実はなかなか難しいんですよね。それだけに飲み会などでは盛り上がること必至。ちなみに、首を地面と水平に左右に動かすこのテクニックは、ダンススクールや芸能スクールで教わる基礎技術の一つだそうです。
関節芸
・「手の指の関節が柔らかい。指を持って逆に反らすと指先が手の甲にくっつく。あまり力を入れなくても簡単にぐにゃっと曲がるので、触った人には必ず驚かれるか、気持ち悪がられる」（31歳／小売店／販売職・サービス系）
・「手の指の第一関節だけを曲げられます」（31歳／金属・鉄鋼・化学／営業職）
・「足の指を自由に動かすことができる。薬指の上に小指を乗せてみせたら気持ち悪いと言われた」（30歳／食品・飲料／販売職・サービス系）
足の薬指の上に小指を乗せるって……挑戦して足がつらないように気をつけて！
ぐーたらも特技？
・「のび太くんのように、すぐ眠れる」（29歳／小売店／秘書・アシスタント職）
・「何時間でも眠れます。最長で27時間眠ったことがあります。また野球場などうるさい場所でも寝てしまうので、周りから驚かれます」（33歳／その他製造／事務系専門職）
・「ごみを投げたとき、ごみ箱へ入る率が高い。家の中でぐーたらしているときに重宝します」（24歳／アパレル・繊維／事務系専門職）
すぐに眠れたり、うるさい場所でも眠れたりするということは、いつでも必要なときに睡眠を取ることができるということ。ごみを投げてごみ箱に入る確率が高いということは、それだけ無駄な体力を使わなくて済むので、悪いことばかりではないですよね。
雑学に自信アリ
・「円周率が50ケタ言える」（30歳／学校・教育関連／営業職）
・「2進数から10進数への変換が得意なので、10本の指で1023まで数えられる」（25歳／商社・卸／事務系専門職）
・「百人一首が得意。落ち込んだ友人に励ましの一首を紹介したら喜ばれた」（30歳／建設・土木／事務系専門職）
学生時代の勉強や趣味で身につけた知識が特技になっている人も多いようです。少しでも人助けになるのであれば、勉強した甲斐がありますよね。ちなみに筆者は、2進数の概念からしてよくわかりません……。
子どもの遊び
・「フラフープを一晩中続けられる自信がある。披露したことはありませんが……」（25歳／電機／事務系専門職）
・「すごく高い竹馬に乗れる。ジャングルジムのてっぺんから乗ると2メートルにもなる竹馬を小学生のときにはじめてできて、今でもできる」（26歳／小売店／販売職・サービス系）
・「ハイチュウの包み紙を9分割した小さな紙でも、角がピンと立ったキレイな鶴を折ることができる」（32歳／電機／秘書・アシスタント職）
ハイチュウの包み紙を9等分すると……約1.5センチ四方の紙ですか!? その小ささでもきれいに鶴を折れるなんて、もはや神業！
○○してるフリ
・「感心している聞き方がうまい」（30歳／食品・飲料／販売職・サービス系）
よくわからないことやつまらないことも、とりあえず感心して聞いているフリをしておくのはとても大切ですよね。わからないことは、あとで調べればいいんです！
ちょっとエッチな……
・「床上手とよく言われる」（27歳／金融・証券／営業職）
「よく」言われるなんて、どれだけ上手なのでしょうか。その秘訣を、ぜひ教えて頂きたいです。
実用的なものから思わず笑ってしまうものまで、さまざまな特技が集まりました。「芸は身を助ける」なんて言葉もあります。一見すると無駄な特技であっても、イザというときに備えて、腕を磨いておくと良いかもしれません。
※『マイナビウーマン』調べ。2013年10月にWebアンケート。有効回答数275件。
(OFFICE-SANGA 岸 明花里)
※この記事は2013年11月29日に公開されたものです
