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肌色をキレイに見せるコツ「自分に似合う色を4タイプから知る」

身につけた洋服やアクセサリーの色によって、肌色の見え方まで変わってくる気がします。肌の色をキレイに見せてくれる色ってあるものしょうか? 明るい色のほうがよい気がするけれど……。そこで、この素朴な疑問を、カラーサロンPASTELの尾川和世先生にぶつけてみました。

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色のトーンを意識する

――肌の色をキレイに見せてくれるカラーはあるのですか?

「あります。メイク、ヘアカラー、ファッション、いずれにおいても、その方に似合う色を選択すれば、肌は美しくみえます。似合う色を身につけるかどうかで、見た目年齢に5歳の差が出ると言われています」

――あくまで想像ですが、明るい色のほうがよいのですか?

「そうとも限りません。人によっては、明るい色を身につけると、色ばかり目立ってしまう方もいます。また、明るい色といっても、その方に『似合う色』と『似合わない色』もあります」

――では、どうすれば、その色が自分に似合っているかどうかわかるのですか?

「いろんな色で顔写りを比べてみるとよいでしょう。明るい色が似合うのか、暗い色が似合うのか、鮮やかな色かソフトな色か傾向を知っておくとよいです。このような、明るさと鮮やかさの系統をトーンといいます」

――このほかにも意識したほうがよいことはありますか?

「『4(フォー)シーズン』と呼ばれる、似合う色のタイプごとに、春・夏・秋・冬の季節に見立てた指標を知っていると便利です。春・秋は黄色味がかった色が似合うイエローベースのタイプ、夏・冬は青味がかった色が似合うブルーベースのタイプとなります」

――青色が似合う人と、黄色が似合う人がいるということですか?

「いいえ、ちょっと違います。『スプリング(春)』『サマー(夏)』『オータム(秋)』『ウィンター(冬)』、どのタイプの人でも、黄色も青色も似合う色はあります。『黄色』の中でも、?似合う黄色?と?似合わない黄色?があるということです。

言葉で説明すると、かえってわかりにくくなってしまうかもしれないのですが……。スプリングの人なら、タンポポ色のような、かわいい黄色がお似合いでしょう。サマーはレモンイエローを薄くした青みの強い薄い黄色、オータムはからし色のような少しダークな落ち着いた黄色、ウィンターははっきりした鮮やかなレモンイエローといった感じです。ですから、『赤系を身につけると肌がキレイにみえる人』『緑系を身につけると肌がキレイにみえる人』という単純な分類はできません」

――うーん、深いですね。でも、それって、自分ではなかなか判断できないと思うのですが……。

「そうですね。ちょっと難しいかもしれません。ですので、ご自分で判断されるときは、まずはトーンを基準にすることをオススメさせていただいております。『4シーズン』については、本もいろいろ出ているので、ぜひ手に取ってみてください」

――最後に、読者へメッセージをお願いいたします。

「似合う色を知ることはとても有効です。カラー診断を受けた方は、『もっと早く来ればよかった』と声を揃えて言われます。ぜひ、ご自分の似合う色を知って、肌をより美しく見せて若返っていただければと存じます」

このテクを身につければ、見た目年齢が5歳は若返るかも!? 筆者も、これを機会に、もう少しカラーを意識したいと思います!

取材協力:尾川和世先生
color & manner PASTEL http://www.ogawa-ao.com/pastel/

(文・OFFICE-SANGA 臼村さおり)

※この記事は2013年11月20日に公開されたものです

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