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働く女子にオススメの「疲れが癒せる」お部屋って?

女子なら誰でも、おしゃれなお部屋で生活したいはず。でも仕事で疲れて帰ったとき、あまり華やかな部屋や飾りの多い部屋だと、疲れがとれない気がします。と言って、シンプルすぎるのも味気ないですよね。そこで今回は、インテリアコーディネーターの荒井詩万さんに、働く女子にオススメのコーディネートを提案していただきました。


■ベースカラーには、癒しの色「ベージュ」を
部屋の印象を決める大きな要素となるのが、ベースカラー(基本となる色調)です。マンションなどの壁紙は白が多いのですが、白、特に真っ白は緊張感がある色。仕事の疲れを癒すには、ベースカラーは白よりベージュがいいそう。ベージュは「弛緩色」と呼ばれ、心身の緊張をほぐす心理的効果を持つからです。「賃貸の場合、壁紙は変えられないので、カーテンやラグマットなどに取り入れればOKです」(荒井さん)。
ベージュを基調にしたお部屋に、別の色でアクセントをつければ、自分好みの空間を作ったり、季節感を出したりすることも可能です。もっともお手ごろで取り入れやすく、アクセントに最適なアイテムは、クッション。「秋・冬は、素材はウールやファー、色は赤やオレンジなど暖色系のものがオススメ。温かみのある安らぎ空間になりますよ」(同上)。
また、仕事が多忙で、つい女性らしさを忘れそうになる人は、アクセントカラーにピンクを取り入れるのも手。気持ちを優しくする効果や、ホルモン分泌を調整する働きを持つピンクは、女子力UPの色と言われています。

■電球色の間接照明で、リラックスモードに
くつろげる空間作りには、照明も重要なポイントです。「オフィスと同じ青白い昼光色の照明は、頭を活性化させて仕事モードにさせてしまいます。自宅の照明は、黄色みを帯びた電球色に」(同上)。
さらに、できれば天井面はすべて消して、テーブルスタンドやフロアースタンドなど下からの照明だけにすると、よりリラックスできるそうです。

■働く女子にオススメのインテリアグッズは?
お部屋のコーディネート術のほか、働く女子の暮らしに役立つグッズも教えていただきました。一つは、帰宅してすぐ、パッとアクセサリーが置けるトレイ。玄関などに置いておけば、便利な上、それ自体がインテリアに。専用の物以外に、好きなお皿などで代用してもいいでしょう。
もう一つは、LED照明付きの超音波式アロマディフューザー。特にオススメなのは、シンプルなデザインの無印良品のもの。これがあれば、忙しい人でも気軽にアロマを楽しめます。ちなみに荒井さんお気に入りの香りは、イライラしたときに心を落ち着かせる作用があるとされるベルガモット。柑橘系なのでリフレッシュ効果が高く、元気になれるのだとか。

最近疲れ気味という人は、上記のアドバイスを元に、プチ模様替えをしてみては? カラーや照明をちょっと変えるだけで、疲れがとれて、仕事も恋も好調になるかもしれませんよ。

取材協力/荒井詩万(あらい しま)さん
インテリアコーディネーター、CHIC INTERIOR PLANNING 主宰。住宅やマンションのコーディネート・リモデルのほか、セミナー講師、イベント会場構成、雑誌の企画監修・スタイリング、TV出演など、インテリアに関する様々な仕事を行っている。
HP:http://www.chic-interior.net/
ブログ:http://blog.livedoor.jp/chicinteriorplanning/

※この記事は2013年11月12日に公開されたものです

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