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ずっと目を見て話す人の心理「消極的な人の方が見つめやすい」

誰かと会話をするとき相手の目を見るのが一般的ですが、ずうっと目を見たままというケースは意外に少ないはず。もし見つめ続けてしまう場合はとある心理が関係している可能性も。そこで今回は、会話での目線から性格や心理を読み取る方法をご紹介しましょう。

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いろいろな会話の状況を想像してみよう

まずは自分がどういった場面で相手の目を見ているか、逆にそらしているかを考えてみましょう。例えば面接時などに自分の熱意を伝えたいのであれば、相手をじっとみつめるようなしぐさをする人が多いかもしれません。逆に自分の考えに自信がなければ、相手から目線をそらして会話を避けたがるようなしぐさをする可能性もあります。

消極的な人のほうが見つめやすい?

イギリスの心理学者ブライアン・チャンプネスは会話時の目線を確認するため、とある実験を行っています。まず積極的な人と消極的な人をそれぞれ5人ずつそろえ、ひとりずつ選んだのちテーブルをはさんで座らせます。このときどちらが先に目線をそらすかを確認するため、お互いは顔が直接見えないように、間に不透明なガラスを用いて行われました。

この結果、積極的な人のほうが先に目線をそらしたものの、実際に相手の目をみていた時間は消極的な人よりも長かったのです。つまり、積極的な人は人との会話にも慣れているため、適度に目線を外すタイミングがわかっているのです。

逆に消極的な人は会話に慣れていないため、相手がどういう人かわからずに目線を外すタイミングが見極められなかったと考えることができます。

目線が外せないことで会話が不利な状況に

消極的な人は相手の考えや発言に敏感であり、相手に嫌われないように目線をじっと合わせて相手の考えを読み取ろうとします。しかし相手が積極的な人であれば、会話を自分のペースに持っていけることがその行動から判断できてしまうため、消極的な人にとっては不利な状況に陥ってしまうのです。

相手の目を見続けて考えを読み取ろうとした結果が逆効果になるのであれば、むしろやらずに適度に目線を外す努力をするほうが良いでしょう。

まとめ

相手や状況によっては緊張状態となり、普段のようなスムーズな会話ができないこともあります。どのような状況でも自分の意見をしっかりと言えるように、人と積極的に話して会話慣れをしてみるといいでしょう。

※この記事は2013年11月08日に公開されたものです

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