お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

ノロウイルス感染経験8人に1人 効果がうすい対策を過半数が有効だと認識!?

感染経験

森永乳業は、ノロウイルスに関する実態と予防の意識を明らかにするために、全国の20~70代の男女1,200名を対象に、「ノロウイルスに関する実態調査」を実施し、結果を発表した。

【健康を保つ「二段階うがい」のやり方】

同調査において、自身とその家族のノロウイルスの感染経験について尋ねたところ、自身が感染したことがある人は12.8%と約8人に1人、家族が感染したことがある人は15.6%となった。また、年代別でみると、20代(24.5%)、30代(20.5%)が他の年代に比べて高い結果となった。

感染経路は、自身は「自分の子供」(24.7%)、家族では「学校・職場」(31.0%)がそれぞれ最も多い結果となった。この結果より、学校でノロウイルスに感染した子供からその家族に二次感染している実態が読み取れる。また、子供がいる人の感染経験(25.3%)が、いない人(8.4%)の約3倍であるという結果も、この実態を裏付けていることがうかがえる。

感染経路

完治するまでの期間は、「3~5日」が68.3%と高い結果となった。また、14.3%の人が「入院したことがある」と回答。約7人に1人が重篤化する傾向にあることが明らかになった。感染した際、実際に行った対処法についても尋ねたところ、「病院へ行った」が81.3%と最も多く、次いで、「家で安静にしていた」34.8%となった。一方で、「市販の下痢止めを服用する」など、誤った対策をしている人も一定数いた。

実際に行った対処法

実際に実施している予防法については、「石鹸で手洗いする」「うがい」「食材を加熱処理する」などが多い結果に。一方で、有効だと思う予防法では、ノロウイルスに対して効果がうすい「アルコール消毒」が54.0%と過半数を超えた。

実施している予防法、有効だと思う予防法

※この記事は2013年11月08日に公開されたものです

SHARE