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言った、言わないを避ける―トラブルを未然に防げる語尾の使い分け

「言った」「言わない」などのトラブルを避けるためには、語尾の使い方に気をつけることが大切です。同じ意味の言葉でも、言葉の使い方によって相手に伝わる意味がまるで違ってくるからです。

【信用されない人の特徴「語尾を濁す」】

事実を伝える場合

相手に事実を伝えたい場合には、「~です」と言い切るのが正解です。ここで「~だと思います」というように曖昧にごまかしてしまうと、言葉が弱くなってしまい、「本当かなぁ?

」と信じてもらえなかったりします。自信を持ってキッパリと、「事実はこうです!」と伝えるようにしましょう。

推測を伝える場合

推測でしかない話を伝えるときには、言い切ってしまうのはタブーです。もしかしたら事実ではないかもしれないので、「おそらく~だと思います」という風に、「多分そうだと思うんですけど」というニュアンスを漂わせるのが正解です。

人から聞いた話を伝える場合

自分で考えた意見ではなく、第三者からの意見を相手に伝えるときは「○○が○○ではないかと申しておりました」というように、話の出どころが誰であるのかを明確にした上で内容を伝えたほうがいいでしょう。

手柄を自分のものにしようと思ったわけじゃなくても、「これは○○です!」という風に伝えてしまうと、あたかも自分自身の意見であるかのように相手に伝わり、後から「あれは俺が出したアイデアだったのに!」などとトラブルにつながる危険性があります。

語尾を使い分けることはとても大切

このように、相手に伝える話の内容や信憑性によって、語尾を適切に使い分けることが必要です。ここをきちんとしておかないと、後から「話がちがう!」などと無用なトラブルを招きかねません。

特に、ビジネスにおける商談や交渉の席では、このような言葉のやり取りに致命的な落ち度があったせいで、会社に大損害を与えることもあるのでくれぐれも気をつけましょう。

プライベートでも、人に何かを伝えるときは自分の言葉に責任を持つようにしないと、近所の人と険悪になったり、友人ともめたりして自分の首を絞める結果につながるので注意しましょう。

※この記事は2013年10月26日に公開されたものです

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