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2歳以下はテレビなし―米名門大学のガイドライン

「家事をしなきゃ」とブラウン管に子供のベビーシッター役をさせていませんか?

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子供にどれくらいテレビを見させてもいいのかと悩む親心は世界共通。米名門ミシガン大学が親にすすめるガイドラインを紹介しましょう。

米ミシガン大学は「公共のアイビーリーグ」と呼ばれるほど優秀な大学で、研究活動には定評があります。同大学が作成した子供のテレビ視聴に悩む親のためにガイドラインはこちら!

2歳以下はテレビなし

・米国小児科学会によると、「人生の最初の2年間は、子供の脳の発達と成長にとりわけ重要な時期である。この期間に子供は他の子供や大人との積極的なかかわり合いを必要とする。テレビの見過ぎは初期の脳の発達にネガティブな影響を与える。当学会は2歳以下の子供のテレビ視聴は勧めない」としています。

・テレビにベビーシッターをさせない。家事をするときは、子供を背中におんぶする。
子供にとっては掃除や料理を見せたほうが、いい学習の機会になるとか。

就学児童

・テレビを寝室に置かない。
深夜までテレビを見て睡眠不足や不眠になる恐れが。

・テレビを見てもいい時間をきめる。
例 平日1日あたり1時間、週末1日あたり2~3時間
成績が悪ければ、平日1日あたり30分、または0分にカットする。教育番組であれば、制限時間を少し融通してあげる。

・チャンネルを次々と変えさせず、見たい番組を選んでもらう。
大人でもやりがちな無駄な時間の過ごし方。

・テレビは宿題が終わってから。録画機能を積極的に使う。
子供は見たい番組のために、宿題を雑に終わらすこともあるため。

・親も一緒に見る。
親も子供と同じ番組を見て、感想を伝えたり、差別や偏見について教える。

・テレビをご褒美や罰として使わない。
褒美や罰として使うと、テレビが価値のある物になってしまいます。

・兄弟がいても、1人だけテレビを見させない。
上の子が宿題をしている間に下の子がテレビを見たがるときは、下の子にも読書などの課題を用意。

親のルール

・親自らお手本になり、読書や他の活動的な時間の使い方をする。
・子供がテレビを見ていないときは、何をしているのか知っておく。

いかがでしたか?名門大学の膝をうつアドバイス。同じことがPCの使い方にも言えそうですね。

※この記事は2013年10月25日に公開されたものです

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