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天気を味方につけて、契約を勝ち取る方法とは?「人間は気圧に左右される」

「今日は雨だからなんとなく気分がすぐれない」こんな声もよく聞きますが、私たち人間は、天気によってメンタルを大きく左右される生き物なのです。この心理を利用して契約を勝ち取るにはどうすればいいのでしょうか?

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心理学者カニングハムの実験

アメリカの心理学者であるカニングハムは、様々な天気のときに屋外にいる人に対してお願い事をし、どの天気のときに人はお願いを聞いてくれやすくなるのかという実験をしました。その結果、「晴れた日、気圧が高い日、風が吹いている日」に承諾率が高かったということです。

思わず笑顔になってしまうような気持ちのいい天気の日は、気持ちに余裕が出てくるのかもしれませんね。大事なお願いごとをするときは、ぜひカラっと晴れたお天気の日にしてみてください。

人間は気圧に左右される

天気をめぐる言い伝えに「スズメが泣き出せば雨がやむ」というものがありますが、これは本当のことで、スズメがチュンチュンと泣き出すとその2、3時間後に雨が上がることが多いのです。スズメには、どうも雨に関するセンサーが備わっているようですね。

人も、スズメほど正確ではないけれど、同様のセンサーが備わっています。雨が降る前になると頭痛を訴える人が多くなりますが、これは「低気圧痛」と呼ばれる現象で、気圧が低くなることを敏感にキャッチして脳や血管、末梢神経が圧迫されることにより、頭痛がするのだそうです。

頭痛がしない人でも、雨が近づいてくるとなんとなく憂鬱な気分になりますよね。このように、人は気圧の変化によってメンタルを左右されているのです。

いや~な雨を味方に変える方法

服が濡れる。洗濯物が乾かない。頭が痛くなる。そんな困りものの雨ですが、うまく味方につけてしまえば契約を勝ち取る手段として使えるのです。日本人は情に弱い民族です。そのため、天気のよい日に苦労もなく「こんにちは~!」と訪問するよりも、雨がザーザー降っている中を苦労して来てくれたときのほうが、相手に対する好感度が上がるのです。

もちろん、台風のような天気の日にわざわざ訪問するのは逆に引かれてしまう可能性がありますが、適度な雨の日なら、相手に自分の誠意を強く印象付けることができます。

※この記事は2013年10月20日に公開されたものです

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