お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

企画を通すためには「説得」は絶対NG「説明」が大事

企画を提案するのも人間なら、承認するのもまた人間です。ということは、企画を通したかったらいかにして相手の心を動かすかについて考えなければいけません。そのためには「説得」ではなく「説明」する姿勢が大事です。

【褒めて彼の心をつかむ心理テク「狩猟本能を刺激」「過程ではなく結果を褒める」】

人は説得されていると感じるとおもしろくない

「説得」は、なんとかして相手を自分の考えに染めようとする行為です。そこには相手の気持ちを尊重しようという思いやりはありません。たとえそれが本当に相手のためを思ってしていることであっても、相手の気持ちを無理やり覆そうとしていることに変わりはないのです。

企画を提案するときも、同席している人たちを説得するような雰囲気になってしまうと、なんとなく押しつけられているように感じ、賛成してくれる確率は低くなります。

「説得」ではなく「説明」が大事

「説得」に比べて「説明」は相手に分かってもらうために心を砕く行為です。そのため、聞き手も意見を押しつけられているとは感じず、素直に耳を傾けることができます。そして、「一生懸命伝えようとしてくれてるな。この企画によほど思い入れがあるんだな」と好意的に受け取り、企画そのものにも興味を抱き始めます。

自信のある企画ほど熱心に説明するとよい

熱意は必ず相手に伝わります。せっかくいい企画を練ったのに、話し方に熱意が感じられないばかりに気持ちが伝わらないとしたらもったいないですね。手をかけた企画はわが子同然です。そのよさを分かってもらうために、心をこめて丁寧に説明しましょう。

相手が身を乗り出してくれれば成功は近い

こちらの熱心な説明に対し、聞き手が「じゃあ、こういうやり方はどうかな?」などと一緒に考える姿勢を見せてくれたら、もうその企画は通ったも同然です。質問が出るということは、企画に興味を持ってくれたということだからです。

そのタイミングを逃さず、すかさず反応するようにして、聞き手をぐいぐい引き込んでいきましょう。

※この記事は2013年10月20日に公開されたものです

SHARE