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緊張しても瞬時に抜け出せる方法とは?「パブロフの犬になる」

肝心なときに限って異常に緊張してしまい、挙げ句の果てに失敗してしまう。こういうことありますよね。「あのとき緊張さえしなければうまくいったのに」と後悔しないために、緊張を解くコツをご説明します!

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パブロフの犬

心理学に「パブロフの犬」というものがあります。これは、イワン・ペトロビッチ・パブロフ博士の実験で、犬が飼育係の足音を聞いただけでヨダレを垂らしていることに気付いたパブロフ博士が、犬は飼育係の足音をエサをもらえるときの音として認識しており、条件反射でヨダレが出てくるのではないかと考え、試しに犬にエサを与えるたびにベルを鳴らすようにしてみたところ、犬は、ベルの音を聞いただけでヨダレを垂らすようになったというものです。

この条件反射の心理を利用して、「この動作をしたら自分は落ち着くことができる」と決めておくと、いざというときに役立ちます。

心を落ち着かせるための決め動作

人によって「これをしたら気持ちが落ち着く」というものは様々です。小さな子供がどこに行くにもお気に入りのぬいぐるみなどを持ち歩くのも、それを持っていることにより安心できるからで、こうした行動はスヌーピーに出てくるライナスという男の子が常に毛布を持ち歩いていることに引っかけて「ライナスの毛布(別名:安心毛布)」と呼ばれています。

このライナスの毛布のように、見ると気持ちが落ち着くものがあれば持ち歩いてもいいですし、ペンを触る、時計を見る、などの「これをすると落ち着く」という行動があれば意識してそうしてみるのもいいですね。

また、相手に緊張が伝わりそうで落ち着かないというときは、思い切って「自分は今とても緊張しています」と暴露してしまうと、「緊張してるってばれたくない」というプレッシャーから解放され、気持ちが楽になります。

相手としても、自分といることで相手が緊張しているという状況は居心地が悪いので、リラックスするきっかけができてホっとするでしょう。

※この記事は2013年10月19日に公開されたものです

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