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説得力の増す話し方は話すスピード「早口でまくし立てる」

目の前の相手をなんとかして説得したい。でもいまいち反応が悪い。こんなときは、話すスピードに気を使ってみるといいかもしれません。相手が思わず引き込まれてしまう話し方についてご説明します。

【おしゃべりな人は説得されやすい心理「自尊心仮説」】

ゆっくり話すよりも、早口でまくしたてるほうが効果的

ちょっと意外ですが、相手を説得したいときには、ゆっくり含めるように話すよりも、早口でまくしたてるように話すほうが効果的です。これは、早口で勢いよくまくしたてることにより、相手の発言を封じ込め、「うん」と言わざるを得ない雰囲気に持ち込むことができるからです。

実際に、いい成績を上げている優秀な営業マンにはこういう話し方をする人が多いですね。自信を持って早口で「これはこうなんです!」と言い切るので信頼感が増すのでしょう。ただし、半ば強引ともいえる方法なので後から冷静になって考えてみたお客様が「やっぱりちょっと…」となることもあります。

人によっては、警戒心を抱くかもしれません。そこで次の章では、後からそうならないためのプラスアルファのテクニックについてご説明します。

肝心な部分はゆっくりと話す

全体の流れとしては勢いのある早口でいいのですが、相手にとって肝心な部分だけは意識してゆっくりと話すようにしましょう。これは、話の重要な部分を相手にしっかりと認識してもらうためです。ゆっくりと真剣な表情で確かめるように話をすることで相手の印象に残りやすくなり、後から「そんな話は聞いてない」「思ってたのとちがう」となることを防止できるのです。

じゅうぶんな間をあけることも必要です。声も、普段しゃべっている声よりも、ワントーン落としたほうがいいですね。できるだけ、相手が「もっと知りたい」と思えるような雰囲気づくりをすることがポイントで、ぐぐっと身を乗り出してくればもうほとんど説得は成功したも同然。

あとはダメ押しで魅力的な材料をどんどん並べていきましょう。

※この記事は2013年10月18日に公開されたものです

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