下手に相槌を打つよりメモをとる方が良い理由とは?『相手に「やる気がある」とアピールできる』
「人の話を聞く時はメモを取りなさい」と言われるけれど、話している相手を目の前にしてメモを取りまくったら、逆に失礼なのでは…と心配になったことはありませんか?
【仕事の効率を上げるための「万能メモ術」とは!?】
でもやっぱり、ただ相槌を打つよりもメモを取っておいた方がメリットが大きいようです。今回は「相槌を打って話を聞く<メモを取る」の理由を解説。スッキリ気分でメモしましょう!
メモを取ることのメリットは?
社会人になりたての頃、先輩や上司から「メモを取りながら話を聞きなさい」と指導された人は多いと思います。というのも、メモを取ることにはいくつかのメリットがあるのです。
(1)話の内容を後から振り返ることができる
いくら記憶力に自信があっても、仕事が立て込んでくると前のことを忘れることもあります。そんな時、メモを取っておけば、話の概要を振り返ることができ、仕事の抜けや間違いを回避することができます。
(2)話のポイントを掴みやすくなる
「メモを取る=すべてを書く」ではありませんよね。限られた時間で限られた内容を書くことを意識すると、おのずと話の要点を掴んで、大事なことのみをメモを取るようになります。
(3)相手に「やる気がある」とアピールできる
特に仕事において、新しいことを教わる時にメモを取っていると、相手に「覚えようとしている」という印象を与えます。逆にメモを取らない人は、「間違えてしまうんでは…」と不安を感じさせてしまうことも。
メリットの多い「メモを取る」行為ですが、話している相手に失礼のないように、やはり一言「メモを取ってもいいですか?」と断ってからメモするのがマナーでしょう。
「メモを取る」ことの活用術
ご紹介したように、話を聞きながらメモを取ることに慣れると、ただ聞いているよりも相手の話のポイントを掴みやすくなり、内容を理解しやすくなります。
そうすると、疑問に思うことやよく分からないことも浮かびあがってきますよね。そんな時は、積極的に質問を投げかけてみましょう。自分自身の理解が深まるだけでなく、相手も「この人は話を理解している」と安心感を抱きます。
また、せっかくメモを取っても、その内容を再チェックしないと、結局は「聞いただけ」と同じ結果になってしまう可能性も。
話を聞いて要点をメモしたら、一度内容を整理して、自分の仕事や作業に落とし込むことが大事です。忙しさに巻き込まれて、せっかくのメモをつい放置…なんていうことにならないよう心がけましょう。
中には「自分はメモを取らない主義なんだ」という人もいることでしょう。でも、ただ話を聞くよりも、メモを取った方がメリットが多いと思いませんか?上手に活用して、様々な場面で活かしていきたいですね。
※この記事は2013年10月01日に公開されたものです