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「ありがとう」を言う人は、ストレスを引きずらず幸福度も高い ネスレ日本

1日に「ありがとう」を言う回数と言われる回数は?

ネスレ日本は、全国の男女1,000人(10代~50代)を対象に、?ありがとう?という言葉をテーマにした「日常の感謝行為」に関するアンケートを実施した。調査期間は7月16日~19日。

言う回数>言われる回数。?ありがとう?の格差現象とは

1日に「ありがとう」を言う回数と言われる回数を聞いたところ、言う回数の平均は「7.5回」、言われる回数の平均は「4.9回」だった。言われる回数は、言う回数の約3分の2に留まっており、自分が言っているほどは言われていないと感じている人が多いことがわかる。

性年代別では、50代男性の平均は4.3回、10代男性の平均は7.8回。男性は上の年代ほど「ありがとう」を言う回数が減り、現代日本では、おじさん世代ほど「ありがとう」という言葉に対して不器用であることがわかった。

また、同僚、友人、恋人、配偶者、親など、各対象について意識的に「ありがとう」を言うようにしているか聞いたところ、同僚に意識して「ありがとう」を言っている人は87.3%。一方、自分の親に意識して「ありがとう」を言っている人は61.5%にとどまるなど、身近な人ほど感謝の言葉を言えない日本人の不器用さが浮き彫りになっている。

各対象について意識的に「ありがとう」を言うようにしていますか?

●?ありがとう?でストレス軽減&幸福UP。景気回復も?

ストレスをどのくらい引きずるか、1日に「ありがとう」を言う回数別に比較したところ、「ありがとう」を1日に20回以上言う人の36.6%が「1日経てば忘れる」と回答。反対に、全く言わない人の40.5%が「1週間以上引きずる」と回答している。

加えて、20回以上言う人の幸福度(平均6.8点)は、全く言わない人(平均4.4点)の1.5倍にのぼることから、「ありがとう」をたくさん言う人ほど精神的なストレスを引きずりにくく、幸福を感じていることがわかった。

ストレスをどのくらい引きずる?

なお、自身が感じる景気の良さを10点満点で採点してもらったところ、「ありがとう」を言われる回数が0回の人は平均3.7点、20回以上の人は平均5.0点と、「ありがとう」を言われる回数が多い人は景気の受け止め方が良くなっている。

さらに、「ありがとう」をたくさん言う人ほど言われる回数が増えるという結果も出ており、「『ありがとう』をたくさん言う→たくさん言われる→自身が感じる景気がアップ」という?おトク?な循環がみられるとのこと。

※この記事は2013年09月26日に公開されたものです

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