お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

一目ぼれさせる心理操作「不安定+生理的なドキドキ」

男女が出会った瞬間に一瞬で恋におちる「一目ぼれ」。この一目ぼれが起きるには、ある法則がありました。人は、どんなシチュエーションで異性に一目惚れしやすいのでしょうか?その心理を探ってみました。

【一目ぼれのメカニズムとは?「一目ぼれで惹かれる遺伝子は自分に有利な遺伝子」】

不安定な状態のほうが一目ぼれしやすい

人が恋をしたり、一目ぼれをするのはPEA(フェニルエチルアミン)の仕業です。このPEAは、不安定な状態のときにより多く分泌されるため、男性から見た女性が不安定な状態であるほど、一目ぼれされる可能性は高くなるのです。

例えば、不幸な家庭環境で育つなどして、どことなく影のある女性が男性にもてるというのはそういうことです。男性は、このような女性を見てPEAが刺激され「おれが幸せにしてやらねば」とどんどん思いを募らせていくのです。

そして、一見満たされて何の心配もなさそうな女性の前から「お前は一人でも大丈夫だから」と去っていくのも、安定しきった女性の前ではドキドキしないからです。円満なはずの夫婦だったのに、夫が浮気してしまうというのも、このような心理が働くからなんですね。

生理的な興奮が一目ぼれのカギ

人は、なんらかの理由でドキドキしているときは恋に落ちやすいものです。本当は全然別の理由で興奮しているのに、それを目の前の女性のせいだと思い込み、本当に恋に落ちてしまうことも多々あります。ですから、お目当ての男性を落としたいときは、なにか一緒にドキドキする体験をすると効果的です。

例えば、遊園地に行って絶叫マシンに乗るとか、スリル満点のアクションシーンが満載の映画を見るとかですね。こういうときは、別になんとも思ってなかった女性のはずなのに、にっこり笑って「楽しかったね!」などと言われると、急に相手がかわいく見えてドキッとするものです。

マンガや小説でも似たようなシーンはよく登場しますが、これは実に効果的な恋愛のテクニックです。

ただし、落とし穴もひとつ。このようなきっかけで盛り上がった恋は、なにかのきっかけで急激に冷めてしまうこともあるということです。内面の魅力を磨いて、飽きさせない努力をすることも必要ですね。

※この記事は2013年09月25日に公開されたものです

SHARE