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需要拡大中?高齢者向け住宅って普通の物件とどこが違うの?「呼び出しボタンの設置」

高齢化社会ということで、高齢者専用のマンションや住宅というものが増えているようです。では、そうした高齢者向け物件というのは、一般のものとどこが違うのでしょうか? またどんな設備があるのでしょうか? 今回は、高齢者向け物件について紹介します。

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食事から催し物まで充実したサービス

高齢者向け物件は、一般のものと比べて「サービス」が非常に充実しています。

例えば、ある高齢者向け賃貸マンションでは、「食事サービス」を設けています。通常の食事だけでなく、体調不良の場合はおかゆなどを部屋まで届けることもしてくれるそうです。

施設内での催し物を行う物件も増えてきています。住民同士の交流だけでなく、習い事などのカルチャースクールを開催している物件もあります。また、物件単位で「グループ旅行」を企画する不動産会社などもあるそうです。

こういった入居者が「楽しめるサービス」が多くあるのが、高齢者向け物件の特徴の一つです。

介護サービス付きの物件も人気

高齢者向け物件は、バリアフリーの充実も一般向けとは違うところです。スロープや手すりなどの基本的なもの以外にも、部屋の浴室やトイレに「呼び出しボタン」が設置されており、常駐スタッフを呼ぶこともできます。

こうしたサービスは一般の住宅にはないものですが、高齢者向けマンションなどでは当たり前のサービスになっているようです。

また、介護サービス付きの物件も増えています。介護資格を有しているスタッフが常駐している場合もあり、迅速な対応を受けることができると評判です。介護サービス付きの物件は、病院と提携している場合もほとんどです。こうした高齢者向けの物件の中には、家賃補助を受けることのできる「サービス付き高齢者向け住宅」というものもあります。

今後需要がさらに伸びるであろう高齢者向け物件。私たちもいつかはお世話になるときが来るかもしれませんね。

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2013年09月19日に公開されたものです

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