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喜ばれる贈答の常識「4、9はNG」「結婚祝いでNGは切れる、壊れる」

心のこもった贈り物は嬉しいもの。人間関係を円滑にするためにも欠かせないですね。しかし、場にそぐわない間違った贈り物はかえって贈った相手との関係にヒビを入れてしまうことにもなりかねません。そこで、状況に合わせた贈答の仕方、注意する点などを紹介いたします。正しい知識を身につけましょう。

贈答するときの注意

贈り物をするときは、品物を袱紗(ふくさ)に包んで持参します。むき出しのままや、デパートの紙袋からそのまま取り出すよりもスマートですね。友人同士で贈り合うときには必要ないかもしれませんが、改まった席では必ず袱紗(ふくさ)を用意しましょう。

また、贈り物の数も重要です。不吉なことを予想させる数は避けましょう

4…死を連想させる

9…苦を連想させる

その他、割り切れる数字は原則としてタブーです。ただし、ペアとして考えられる「2」と末広がりでおめでたいとされる「8」は大丈夫です。逆に縁起がいいとされている数は「3,5,7」なので覚えておくと便利です。

結婚祝いでの贈答に関して(適しているもの・しないもの)

結婚のお祝いには「切れる」「壊れる」など、二人の仲が裂かれるイメージのものはタブーです。例えば包丁やハサミや割れ物などですね。ただし、ペアのワイングラスなど、結婚する二人に喜ばれるものであればかまいません。逆に結婚のお祝いに適しているものとしては、新生活で使える便利な調理器具などがいいでしょう。いずれにしても、本人に意向を聞いて本当に欲しいと思ってもらえるものを贈るのが一番ですね。

長寿の祝いでの贈答に関して(適しているもの・しないもの)

長寿を祝うような年になると、健康状態や食べられるものなどに個人差が出てくるので、そのあたりの事情を考慮して贈り物を選ぶのが望ましいです。必ず喜ばれるものとしては、子供や孫の写真を使ったアルバムなどがあります。逆に贈っても困らせてしまうのは固すぎる食べ物、重たかったりして扱いが難しいものなどです。

新築祝いでの贈答に関して(適しているもの・しないもの)

新築祝いの贈り物としてタブーなのは、灰皿などの火災を連想させるものです。それから額に入った絵画など、好みの分かれるものはやめておいたほうが無難です。逆に喜ばれるものとしてはルンバなどの便利な掃除道具、キッチン用品など実用的なものです。これも、本人に意向を聞いて欲しがっているものを贈るのが一番良いでしょう。

※この記事は2013年09月17日に公開されたものです

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