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混雑しているエレベーター内で話をするのがタブーなワケ

ボタンを押すだけで目的の階まで連れていってくれる便利なエレベーター。しかし、個室状態になることから、気をつけなければいけないことがあります。それはエレベーター内で話をすることです。では、なぜ話をしてはいけないのか、ご紹介します。

会社のエレベーターに乗っているのは社内の人間だけとは限らない

規模の大きい会社であればあるほど、会社に出入りする人間の「部外者率」が上がります。そのため、同じエレベーターに乗り合わせている人が、どこの誰だか分からないなんていうことも…。

でもそれは、考えようによってはかなり危険なことなんです!仕事というものは、日々ライバル会社とのしのぎの削り合いです。エレベーターの中でうっかり社内の秘密をしゃべってしまい、それを偶然乗り合わせていたライバル会社の人間に聞かれてしまったら、会社に大損害を与えることにもなりかねません。エレベーターの中では、会話の内容にもじゅうぶんに気を配りましょう。

うるさくするのはマナー違反

狭いところで大きな声で会話をすること自体がマナー違反です。人は誰でも、自分に関係ない他人のおしゃべりはうるさく感じるもの。小声でコソコソと会話をするぐらいならかまいませんが、同乗者の神経を逆なでするような無神経な会話はやめましょう。

基本的に、エレベーターは黙って静かに乗るのが無難です。長くても数分もすれば目的の階に着いてしまうのですから、おしゃべりは我慢しましょう。

沈黙が気まずい時

逆に、シーンとしていていたたまれないという時もありますよね。エレベーターで誰かと二人っきりになったと時、相手が全く知らない人なら黙っていても問題ありませんが、お互いに顔を知っているけれど特に親しくもないという微妙な関係の人だった場合は「このまま黙ってて失礼にならないかな」などとつい考えてしまいます。

こういう時は、にっこり笑ってあいさつだけきちんとすれば、無理に会話しなくても気まずくはなりません。

さりげなく「あなたと二人っきりでも私は嫌ではありませんよ」と伝えればいいのです。自分のほうが先に降りる時は「お先に」と一言声をかけるとスマートですね。皆さんもぜひ、以上の事を踏まえて、気持ちよく利用できるようにしましょう。

※この記事は2013年09月14日に公開されたものです

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