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「さんが焼き」ってどんな料理? 全国各地の「県民ごはん」に注目!

テレビや雑誌で人気のご当地ネタ。なかでもご当地グルメは、思わず「食べたい!」と思いますよね。でも、気になる料理を食べたくてもなかなか行けない……。そこで注目したのが、自宅でご当地グルメを再現した『県民ごはん、作ってみました!』(大和出版刊/2013年8月9日発売)。


ご当地ネタに関する書籍を出しているもぐらさんが、各地で愛されている郷土料理やご当地B級グルメを実際に料理して再現し、そのエピソードがコミック形式で紹介されています。1道1府11県でそれぞれ愛されている料理は、全国で有名なものから、普段あまり見たこともないようなものがズラリ。

今回は、掲載されている料理のなかから、地元の人以外はあまり知らないかも!? な料理&レシピをご紹介。

◆イタリアン(新潟県)

イタリアンと聞いて、イタリア料理のこと? と思った人は、おそらく新潟県以外の出身。新潟県のご当地グルメであるイタリアンは、焼きそばにミートソースをかけたものなんです! 新潟県新潟市、長岡市やその近辺では広く浸透している新潟県民のソウルフード。

(C)もぐら/大和出版

・材料(2人分)
中華麺 2玉
もやし 食べるだけ
キャベツ 食べるだけ
お好みの野菜 適量
ウスターソース 普段焼きそばを作るときの半分以下(大さじ1程度)
しょうゆ ひとまわし
粉チーズ ひとつまみ程度
市販のミートソース 100cc
ミートソースと同量の水

・作り方
1.焼きそばを作る(普段作る焼きそばよりも薄味にする)
2.ミートソースを作る(少し薄味にしておく)
3.焼きそばの上にかけて完成

焼きそばやミートソースの親しみやすさはそのままに、まったく新しい味わいになるイタリアン。発祥は新潟市の「みかづき」というお店で、その後長岡市の「フレンド」でも提供するように。両店はどんどんイタリアンの新メニューを考案しているんですって。材料もすぐ手に入るので、ぜひ作ってみたいですね。

◆さんが焼き(千葉県)

アジやイワシなどの青魚をさばき、味噌、日本酒、しょうゆ、しょうがなどを混ぜて包丁を使って粘り気がでるまで叩いたものはなめろうと呼ばれ、漁師料理として親しまれています。このなめろうを焼いたものが「さんが焼き」。名前の由来はいくつかあるのですが、どれが正しいのかは不明。一説によると、山(陸)の家で焼いたので山家(さんが)焼きというものも。

(C)もぐら/大和出版

・材料(約2人分)
アジ 2匹(三枚におろしたもの)
長ネギ 1/4本程度
しょうが 適量
大葉 適量
味噌 大さじ1
しょうゆ 適量
酒 適量

・作り方
1.アジ、長ネギ、しょうがを細かく切り、全部混ぜて包丁でよく叩く
2.味噌、しょうゆ、酒も入れてさらに叩く(粘り気がでるくらいまでがベスト)
3.2をこねて、ハンバーグの形にする
4.両面に大葉をはり、焼いて完成

魚なので、肉よりも軽くてヘルシー。ハンバーグ型以外にも肉だんごや餃子の具材としてもアレンジできそうなので、いろいろと試してみたいですね。

>>次ページ:「だまこ」って何? 秋田県の県民ご飯をご紹介♪

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