あなたの気づいていない命取りな一言「また?」「それが常識」
「言ってはならない一言を、つい言ってしまった…!」そんな時ってありませんか?また自分では気づいていなくても、「余計なひと言」と思われている場合もあります。うっかりこんなことを言っていないか、自分の言葉を見直してみましょう。
【その一言が命取り!男を震えあがらす「女性のコワい発言」3つ】
「そうなるって、わかってた」、「そんなことだろうと思った」
「わかってたんなら、最初から言っておけ」とか、「何もしなかった癖に、偉そうに」なんてヒンシュクを買いやすいのが、この言葉です。なぜならこれは「相手の失敗を責める」、「相手に責任転嫁する」言葉だからです。
100%相手が悪いなら別ですが、自分にも責任があると感じた時は、なるべく相手の気持ちにたって、「もっと早く気づいてあげればよかったね」とか「もっと手伝ってあげればよかった」と声をかけた方が、もめ事に発展しにくくなり、事態の解決もスピーディーになります。
「そんなことくらい、子どもだってわかる」
大人として知らないことが多すぎる人や、一般常識が足りない人に対して、つい口を滑らせてしまいやすいのが、このセリフ。このセリフは、時に人をひどく傷つけることがあります。
相手に知識や常識が足りないと感じる場合は、「自分がすべて正しい」という位置で話すのではなく、「どうしてそう思うの?」とか「わからないなら、なぜ人に聞こうとしなかったの?」と、相手を理解するための投げかけにとどめておくのが無難です。
「血液型」「世代」「男性、女性」を理由にした決めつけ
例えば「O型だから、おおざっぱ」「B型だからマイペース」「ゆとり世代は緊張感がない」「バブル世代は派手好き」、「男は○○、女は○○」などなど、決めつけでものを言うのは「余計なひと言」と、とらえられてしまいがち。
決めつけは、必要以上に人の気持ちを逆なでしてしまうことがあるため注意しましょう。
「それが常識」「それが当たり前」
「常識」や「当たり前のこと」は、育ってきた環境や蓄積してきた経験によって異なります。「自己中心」と思われやすい余計なひと言なので、注意しましょう。
「○○さんも、そう言っていました」
誰かに注意したり、上司に進言したりする時に、つい言ってしまいやすい「余計なひとこと」です。もし言うなら「これは、私だけの考えじゃありません」や、「これは、全員の総意です」など、自分以外の人間の名前や、人数などをぼかして言うのが無難です。また「○○さん」など名指しでヤリ玉にあげるのは、「ひきょう」とか「幼稚」とか思われやすいので注意しましょう。
「またかよ」「また?」
何回も同じ失敗をする部下に対して、言いがちなひと言。そもそも失敗したくて失敗する人なんて、1人もいないはず。部下にしてみれば「また?」と言われることで、ますます自分に自信をなくし、「自分はできないやつなんだ」なんて、負の暗示を自分にかけやすくなります。
「また?」という言葉は、「また失敗」を生みだす要素となることがあるため、部下を責める前に、まず部下に「失敗を客観的に把握」してもらうことや、「どう解決するか」を考えさせるようにしましょう。
「余計なひと言」は、意識せずについ口から出てしまうことも多いもの。自分でそれに気づいたら、なるべく早く謝り、相手との関係修復に努めましょう。
※この記事は2013年08月17日に公開されたものです