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意外!? ゲーム、インターネットなど思い思いに過ごす夜更かしシニアが増加中

平均就寝時間帯(60~69歳)

ビデオリサーチは、10歳~69歳男女2,000人を対象に、現代のシニア層の生活実態調査を実施した。調査期間は2~3月(約3週間)。

同社の「MCR」調査データ(関東地区)で10年前の60代と今の60代を比べてみたところ、「夜12時までに就寝している人」の割り合いが少しずつ減り、「夜12時以降に就寝する人」の割り合いが増えていることがわかった。

また、「MCR」の別データでは「1年前に比べて睡眠時間が減った」と答えた60代の割り合いが10年前に比べて増えていることから、シニア層の夜更かし傾向が進むとともに起きている時間が長くなっている様子がうかがえる。

さらに、60代以上男女を対象に実施した書き込み参加型の定性調査「MROC(マーケティング・リサーチ・オンライン・コミュニティ)」でも、「22時過ぎから遅めの夕食の時間」(64歳男性)、「就寝はいつも0時を過ぎてしまいます」(60歳男性/64歳女性)など夜遅めの生活をする人の書き込みが多くみられ、シニアの夜更かし傾向が見うけられた。

遅くまで起きてシニア層の人は何をしているのか調べたところ、書き込みから「テレビを見る」、「新聞を読む」、「読書」、「パズルやゲーム」、「写真の整理」、「メールチェック」などさまざまなことをして過ごしていることが判明。そのほか、インターネットユーザーならではの行動として、「テレビを見ていて何か、ふと調べたくなったらPCで即座に検索」(68歳男性)、「インターネットで自分らしい服を探しています」(60歳女性)、「ネットショッピングで値段比較しながら、更にポイントが貯まるサイトで買い物を楽しんでいます」(60歳女性)などがみられた。

同社では、インターネットを活用して生活を充実させているシニア像が見られたことや、60歳以降のインターネット利用が今後も拡大傾向にあることから、「シニア層においても夜の時間帯における新たな消費行動や情報接触の機会が増えていくことが予想される」と分析している。

※この記事は2013年08月09日に公開されたものです

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