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甲信越の女性が結婚相手に望む年収487万円 男性は187万円

独身でいる理由

楽天グループの結婚情報サービス会社オーネットは、甲信越地方在住の一般独身男女計527名(25~39歳)を対象に、「結婚」に関する意識について調査を実施。甲信越地方に住む男女を取り巻く結婚に関する状況についてまとめた。調査期間は7月5日~7日。

●結婚適齢期の男性の3割が経済的不安を抱えている

「独身でいる理由」を聞いたところ、独身男性の結婚への道を妨げる大きな要因は「出会いの機会の少なさ(33.5%)」と「経済・雇用の不安(35.4%)」だということがわかった。「経済・雇用の不安」においては、新潟県が34.6%、山梨県が31.3%、長野県が32.9%と県別による大きな差はなく、結婚適齢期の男性の3割は経済的不安を抱えていることがうかがえる。

一番多く票を集めた「出会いの機会の少なさ」は、新潟県と長野県の男性が約37%、山梨県の男性が約29%となり、新潟県と長野県の男性がより出会える場を求めていることがわかった。

また、独身女性が結婚できないでいる理由1位も、「出会いの機会の少なさ(34.8%)」で、独身男性とほぼ同等の割り合いとなっている。次いで、2位は「自分に自信がない(24.6%)」だった。

年代別でみてみると、「出会いの機会が少ない」ともっとも感じているのは、男女ともに30~34歳。さらに、男性の「経済・雇用の不安」、女性の「理想の相手に巡りあえない」については、年齢とともに割り合いが増していくことがわかった。

●結婚相手に望む年収、女性487万円、男性187万円

甲信越地方の独身女性が結婚相手に求める年収は、平均で487万円。これは厚生労働省の「平成24年賃金構造基本統計調査(全国)」をもとに算出した「平均年収」と比べると17万円も高い年収となる。

県別で見比べてみると、新潟県と長野県の独身女性は結婚相手に約490万円の年収を希望。長野県の「平均年収」は490万円、新潟県の「平均年収」は460万円となっており、新潟県の女性が希望年収の男性と出会うのは困難であることが想像できる。

結婚相手に望む年収

●四面楚歌!? プレッシャーをかけられる山梨独身男性

「『そろそろ結婚したら?』と誰に言われますか」と聞いたところ、一番身近にいてコミュニケーションがとりやすい「母親」が多く、長野県の男性をのぞくすべての独身男女30%以上が、母親から結婚に関する話題を出されていることがわかった。

また、山梨県の独身男性は、母親、父親のみならず、親戚、友達、職場の人、知人といったすべての人から「結婚するように」言われている割り合いが、甲信越地方の中で最も多い。同様に、山梨県の独身女性もほかの甲信越地方と比べると高めの割り合いになっており、山梨県の独身男女は結婚へのプレッシャーを感じる機会が多いことがうかがえる。

「そろそろ結婚したら?」と誰に言われますか

「結婚したら?」と言ってくる割り合いの多い、「父親」、「母親」、「職場の人」がどの年齢層にアプローチしているかをみたところ、一番大きな差が出たのは「職場の人」の対応。独身男性に対しては年齢が増えるほどに「職場の人」たちが干渉している一方で、独身女性に対しては35歳を過ぎた瞬間に「結婚したら?」と気軽に言うことができなくなっていることがうかがえる。

一方、肉親の対応をみてみると、母親は子どもが20代のときから「結婚」をすすめているが、父親は子どもが30代になってから結婚を促してくることが多いことがわかった。

「そろそろ結婚したら?」と誰に言われますか(年代別)

※この記事は2013年08月09日に公開されたものです

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