母親が朝食で重視するのは「栄養バランス」より「手軽さ」 子どもの朝食調査
サトウ食品は、小中学生の子どもを持つ全国の母親を対象に『「子どもの朝食」に関する意識・実態調査』を実施した。
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子どもの朝食の調理時間については、66%が朝食の調理時間は「10分以下」と回答。最多は「6分~10分」で36.4%、次に「5分以下」が22.8%と続く。さらに、子どもの朝食で母親たちが重視することでは、「栄養のバランスが整っていること」が17.6%だったのに対し、「簡単に調理できること」が58.0%と3倍以上の回答があった。
子どもの健康・生活状態にあてはまるものとして最も多かった回答は「寝起きが悪い」で29.5%が回答。次に「集中力がない」(22.2%)、「落ち着きがない」(12.6%)、「いらいらすることが多い」と続き、全体で68.1%の母親が子供の健康・生活状態に何かしら不安を抱えているということが明らかになった。
子どもが好きな朝食では玉子焼き・目玉焼き・スクランブルエッグ・オムレツなどの定番の「たまご料理」が1位となり、2位は「トースト・食パン」 、3位は「ソーセージ」という結果に。1位の「たまご料理」や2位の「トースト・食パン」はメニューのバリエーションが多く、朝でも手軽に調理できるという特徴がある。
子どもたちの朝食に改善点があると考えている母親は全体の65.7%に及ぶことが分かった。特に「野菜が足りていない」や「メニューが1パターン」、「メニューが主食のみ」など栄養の偏りを挙げる母親が多かった。朝食には時間を掛けられないという現実のなかで、子どもたちにもっと栄養バランスの整った朝食を食べさせてあげたいと考える母親は多いといえる。
※この記事は2013年07月26日に公開されたものです