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資格をいっぱい取っている人の隠れた心理とは?

現在では就職のためにも資格を持っていた方が有利と考えて、いろいろな資格を取っている人も多いです。ですが人によっては就職してからも、仕事などに関係ない資格をたくさん取っている人もいます。資格をたくさん取っている人は、どうしてたくさんの資格を取ろうとしているのでしょうか?

資格をたくさん取っている人は、モラトリアム人間?

資格をたくさん持っている人の中には、持っている資格に一貫性が見られないことがあります。目指している分野の資格ではなく、全く違うジャンルの資格まで取ろうとしている人は、“モラトリアム人間”の可能性があります。モラトリアム人間は、自分に合った分野や道を見つけられず、いつまでも自分探しをしているため、たくさんの資格を取ろうとします。

例えば調理系の資格を取っているのに医療系の資格を持っていたり、司法書士の資格を持っているのに介護福祉の資格を取ってみたりなど…、資格は取っておいて損のあるものではありません。ですが手当たり次第持っていてもメリットにならないこともあるでしょう。特に目指している分野ではない資格を持っていたとしても、使うことがない可能性の方が高いです。

資格をたくさん持っていること、新しい分野に挑戦して資格を取ることは悪い事ではありませんが、一方では自分の道を決めかねている、自分に合った仕事や職業を見つけられないでいる、自分を見失っているとも考えられるのです。

たくさん資格を持っている=自分の道に迷っている?

資格をたくさん持っている人に共通しているのは、資格はどれだけあっても損をすることはないということです。ですが言い換えれば「あれもこれも」という、一つの道に決められない人物であるともいえるでしょう。一つの道に決められないからこそ、どんな道にでも進めるように、多ジャンルの資格を取得しているのです。

このタイプの人は、一つの職業に打ち込んでいてもどこか落ち着く事ができず、自分の満足できる職業に出会えるまで転職を繰り返すこともあり、どことなく落ち着かない印象を相手に与えることもあります。企業によっては「こんなに資格を持っているなら、うちの会社じゃなくてもいいのでは?」と思ってしまい、どことなく悪い印象を与えてしまうこともあるでしょう。

さまざまなジャンルに精通しているというのは悪い事ではありませんが、やはり自分の道は一本に絞り、それに打ち込んだ方が自分のためになるでしょう。

資格をたくさん取っている人は、心のどこかで「もっと自分に合った道があるのでは?」と思っています。ですが自分探しに時間を割きすぎると、本当にやりたいことができなくなってしまうこともあります。早々に自分の道を決め、なるべくその道に合った資格を取得していくのが、自分にとって一番ではないでしょうか。

※この記事は2013年07月23日に公開されたものです

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