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「お腹ポッコリ」に中医薬膳からアプローチ! この夏は水着の似合う美ボディに♪

同世代女子が気になるトレンド情報から、新商品、人気スポットなどまで、ランチタイムの話題にしたい、気になるあれこれをピックアップ!

夏といえば海水浴やプール! せっかく水着を着るのなら、キュッと締まった身体で水着を着こなしたいですよね。でも、「ウエストまわりが気になって、水着なんて着られない……!」という人も多いのでは。なんとかしたくても、無理なダイエットはなかなか続かないし、できるものならラクしてキレイなボディラインを手に入れたい、というのが女子の本音。そんな人に編集部がオススメしたいのは、普段の食事から気軽に取り入れられる「薬膳」。毎日の食事を少し気をつけるだけで、気になるお腹まわりをスッキリさせる効果が期待できるんです。


お腹まわりをスッキリさせるには、「脂肪を落とす」というイメージを持っている人もいると思いますが、中医薬膳学での考え方は(1)消化を促進し、(2)便通を改善し、(3)排尿をしっかりできるようにすることが、薬膳でのお腹ヤセの考え方。この3つの考えにピッタリの薬膳食材をそれぞれ紹介します。

<消化促進>
・キャベツ
キャベツには、消化機能を高める効果があるほか、疲れや食欲不振などの症状改善も期待できるので、夏バテの疲れた身体にもピッタリの食材なんです。つい冷たいものを食べすぎてしまい、胃腸が疲れがちな夏の時期こそ、消化を促してくれる食材を選ぶとよいですよ。

【そのほか、消化促進に期待できる食材……いんげん豆、大根など】

<便通改善>
・大根
大根は消化を促進してくれるほか、便秘を改善する効果が期待できます。調理の仕方も幅広い食材なので、ぜひとも取り入れたいところ。また、下腹の“ポッコリ”にも、大根はオススメ。便秘がちな人の強い味方にもなってくれる食材なんです。

【そのほか、便秘改善に期待できる食材……白菜、ごぼうなど】

<利尿作用>
・とうもろこし
とうもろこしには、利尿作用があり、体内の水分代謝のバランスをとってくれることから、むくみを取り除くとされています。よく足がむくむといいますが、お腹も実はむくみやすい部分。お腹まわりはもちろん、全身のむくみを取り除くだけで、身体のラインがグッと引き締まって見えますよね。夏の時期が旬のとうもろこしは、ぜひ積極的にとりたいところ。

【そのほか、利尿作用に期待できる食材……冬瓜、はと麦、セロリなど】

また、夏の時期にはかかせないそうめんを使った、薬膳レシピもご紹介。簡単につくれるので、ぜひ試してみて!

【野菜スープそうめん】

<材料(2人分)>
大根 80g
セロリ 1/4本
冬瓜(皮・わたつき) 100g
茹でたとうもろこし 30g
はと麦 30g
トマト(小) 1個
そうめん 2束
めんつゆ 適量
塩 少々

<作り方>
(1)はと麦を一晩水につけて冷蔵庫に入れておく。
(2)鍋に冬瓜の皮とわた、水500ccを入れて火にかけ、沸騰したら弱火で30分間煮たあと、こす。
(3)こした(2)に(1)と冬瓜の身を入れて、はと麦が軟らかくなるまで煮たあと、塩で味を整える。
(4)(3)を冷ましてからこして、はと麦と冬瓜、汁を別に取っておく。
(5)麺のスープづくり。(4)で取った汁100ccにめんつゆを加える。お好みで濃さを調節してもOK。
(6)大根の皮はむき、セロリ・トマトと一緒にさいの目の大きさに切る。
(7)そうめんを茹でる。
(8)深めの皿に茹でたそうめんを入れて、その上に大根、セロリ、はと麦、冬瓜、とうもろこし、トマトを乗せて、(5)でつくったスープをかければ完成。

毎日おいしく食事をして、外面だけでなく内側もキレイに導く薬膳。すぐにでも食事に取り入れたいですね。身体をキレイに見せる以外にもさまざまな効果が期待できるので、少しでも興味を持った人ははじめて損はありません。また、薬膳に関する本を読んでみたり、通信講座などで学んで、知識を深めてみてもよいかもしれませんね♪

(文:本草薬膳学院学院長・医学博士 辰巳洋、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.05.31)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2013年07月22日に公開されたものです

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