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味よし・コスパよし! 毎日通いたい社食「MKタクシー→500円バイキング」「農林水産省→食べログ全国の社食ランキング1位」

マツコ・デラックスと村上信五がMCを務め、気になる問題を取り上げるトークバラエティ番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)。7月15日の放送では、いま話題の社食が取り上げられました。

まず、「日本一お得な社食」として紹介されたのが、MKタクシーの社食『バイキングレストラン上賀茂』です。500円のワンコインでバイキング食べ放題。社員だけに限らず地元の人も喜んで利用しているんだとか。

「日本一おいしい社食」として紹介されたのが、日本ヒューレット・パッカードの社食。ビュッフェ形式を取っていて、重さで料金が決まる量り売りスタイルです。約13種類のメニューの中から好きなものを選ぶことができ、しかも毎日メニューが変わるそう。また、夜はお酒が飲めて、夏はテラス席がビアガーデンになり、個室で宴会もできちゃいます。完全に社食の域を超えていますね。こんな社食があれば仕事のモチベーションがアップしそうですね。

このほかにも、世の中の「社食事情」が知りたい! ……ということで、独自に話題の社食をリサーチしてみました。もしかしたら、うらやましくなって入社したくなっちゃうかも?

●農林水産省
一般開放となっている『おむすび権米衛』では、秋田県二ツ井地域のお米を使用した、こだわりのおむすびを提供。同じく、和食・カフェテリア『手しごとや 咲くら』は、味はもちろんのこと、メニューには日本の自給率が書かれていて、勉強にもなっちゃいます。ちなみに口コミサイトの「食べログでも全国の社食・昼の部と総合ランキングで第1位に輝いています(7月16日現在)。さすが日本の食をつかさどる機関、ぬかりはないですね。

●日本マイクロソフト
『体脂肪計タニタの社員食堂』のレシピ本は有名ですが、実は日本マイクロソフトの社食もレシピ本を出しているんです。『日本マイクロソフトの社員食堂 野菜たっぷり! デリレシピ63』(2012年)という本で、ヘルシーかつ彩り豊かなメニューが載っています。

●ロート製薬
社内の『旬穀旬菜cafe』では、製薬会社なだけに“薬膳”に力を入れた、ヘルシーなメニューがズラリ。国際薬膳師によるオリジナルメニューや、野菜ソムリエの称号を持つシェフが旬の野菜を使ったメニューが提供されています。2012年にはレシピ本『ロート製薬のスマートごはん』が発売。

●再春館製薬所
『再春館製薬所 ニッポンいちの社員食堂』(2011年)というレシピ本も出した、日本一を誇る社食です。料理を作るスタッフは、会社の近所のお母さんたち。冷凍食品は一切使わず、手作りにこだわっています。“おふくろの手作り料理”ってやつですね。また、会社内には大きな畑があり、そこ野菜も育てているんだとか。まさに地産地消を地でいっていますね。あっぱれです!

●新潟市役所
「地味だけどおいしい!」と評判なのが、新潟市役所の食堂。年3回、3月・6月・10月の「食育の日」(19日)を中心に、特別メニューが提供されています。値段もリーズナブルで、近隣の人にとっては穴場スポットになっているようです。他県の市役所などでも穴場的な社食は多いかもしれませんね。財布の中身がさみしいときの強い味方です。

安くてヘルシー、しかもおいしい――レストラン顔負けの社食は、今後さらに進化していくでしょう。一般開放の社食がもっと増えれば、自分の会社の社食では食べないで、わざわざ他社の社食へ出向く“裏切り社員”が増えるかも!?

(齊藤かおり/サイドランチ)

※この記事は2013年07月18日に公開されたものです

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