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夏やせに期待大!? 「カレーダイエット」で失敗しない方法は?

働く女子が、ランチタイムに眺め読みするだけでも楽しい、作っている自分をイメージして、キレイになるコツがわかったような気になる。そんな、美味しくて、楽しそうな料理レシピをお伝えする連載です。4人の人気料理ブロガーが週替わりで料理レシピをお伝えします。

◆鶏手羽元とエリンギのインド風トマトカレー

こんにちは! 北海道のフードアナリスト×ジュニア野菜ソムリエのMimiです。

夏になると、なぜかカレーが食べたくなる~、といった方は多いのではないでしょうか。カレーが食べたくなるこの季節は、カレーのイベントがいろんな料理サイトや食品会社で開催されています。スパイスカレーが好きな私も、何だか余計わくわくしてきます!

暑い日が続きますがこういうときは、カレーをたくさん食べてたくさん汗をかくと、自然に体の中がデトックスされますよ。食欲が落ちて疲れやすくなっているときには、あの魅惑の香りでパクパク食べられるので食欲もアップします。

今回紹介するレシピは、市販のルウを使わずにスパイスから作る、本格的なインド風カレーです。このレシピは北インド出身インド人の料理仲間の方から教わった本格カレーレシピを、私なりに作り続けているうちに完成したもの。いわば師匠と弟子のコラボレシピです。夏野菜の旨味と甘みを楽しみながら、ダイエット中でも安心して食べられるヘルシーな一品に仕上げています。

「ルーを使わないカレーって、なんだか難しそう><」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、 実は簡単です! 材料を切る→スパイスミックスを作る→炒める→煮込むだけの4ステップです!

スパイスから作る本格インド風カレーのポイントは、スパイスを入れるタイミングです。そしてスパイスを使いわけるポイントには2つほどあります。大まかなところで香りづけ・色づけ・辛みづけといった用途による使いわけ。そしてホールかパウダーかといった形状による使いわけです。今回はそれぞれのスパイスの個性が活きるよう、3段階にわけてスパイスを加えますので、これを参考にご自身でアレンジしてみてくださいね。

★ダイエット中は市販のルーを避けて、スパイスと野菜で手作りカレーを!

国民食とも言われるカレー。各社からさまざまなニーズに合うように、絶妙なスパイス配合、かつ、バラエティに富んだカレールーが発売されていますね。

でも一般的な市販のカレールウは、1かけら(20g)あたり120kcal。これは子ども用のお茶碗で軽く1杯分と、けっこうカロリーが高いのです。それに飽和脂肪酸や塩分も割とたっぷり入っています。そこでたまにはスパイスと野菜を上手に使って、カロリーダウンしたヘルシーカレーにチャレンジしてみてはいかがでしょう。

*ビューティーポイントもいっぱいです!

1 鶏手羽元から摂取できるコラーゲンで美肌効果が期待できる。さらに生野菜などを一緒にとりビタミンCを摂取すれば効果がアップします
2 トマトの美肌パワーは、油と一緒にとることで体内吸収率が格段にアップします
3 スパイスで食欲増進するので夏バテ防止に。特にターメリックは、肝臓機能の働きをよくして、解毒作用を高めます。ビールが美味しい季節が到来し、肝臓が疲れがちなこの時期には、積極的に体にとり入れたいスパイスのひとつです
4 夏野菜を沢山食べられる

水着を着るためにダイエットしなきゃ~、と張り切って食事制限して、結果、夏バテ。これでは彼氏もお友だちもガッカリしてしまいますよ。体を引き締めたい今だからこそ、スパイスを効果的に使いしっかり食事をとって、運動もして、燃費のよい脂肪の燃える体づくりを目指してみては?

材料(2~3人分)調理時間50分

鶏手羽元(7~8本) 約400g
ヨーグルト 大さじ4
塩 適宜
こしょう 少々
玉ねぎ(中) 1個
パプリカ 1/2個
トマトまたはトマト缶 200g
クミンシード 小さじ1
にんにく 1片(7g)
しょうが 親指大(12g)
油 大さじ1
☆水 400cc
☆洋風だしの素 1個(5g)
S1:クミンパウダー 小さじ1
S1:ターメリックパウダー 小さじ1
S1:シナモンパウダー 小さじ1/2
S1:ジンジャーパウダー 小さじ1/2
S2:ガラムマサラ 小さじ1
S2:レッドペパー 小さじ1/2~1
S2:パプリカパウダー(無しでもOK) 小さじ1/2
S2:砂糖 小さじ1/2

作り方

  1. スパイスミックスS1・S2をそれぞれ混ぜ合わせる。S1の半量をヨーグルト大さじ2、塩少々と混ぜ漬け込み液を作る。
  2. 鶏手羽元を筋切りしたのち、1の漬け込み液に入れてよく揉みこみ、2~3時間冷蔵庫内で漬けておく。
  3. トマトを湯むきし、ざく切りにする。玉ねぎをみじん切り、パプリカを縦に1cm幅程度にスライスする。
  4. にんにくと生姜をみじん切りにする。エリンギを横半分に切ったのち、縦方向に手でさく。
  5. 鍋に油半量とクミンシードを入れて弱火で熱し香りがしてきたら、にんにくと生姜をを加え、焦がさないように炒める。
  6. 玉ねぎを入れて透き通った状態になるまで炒める。トマトを加え、よく混ぜ合わせながら5分程度炒める。
  7. フライパンに残りのサラダ油を熱し、強火で2.の鶏肉を炒める。上下を返したところでS1の残りを入れ、油となじませる。
  8. エリンギ・パプリカも加えて、全体に油がまわる程度に炒める。
  9. 7・8を6の鍋に入れて、☆を加えてアクを取りながら20分程度煮込む。
  10. お肉が柔らかくなったら、S2を入れ全体を混ぜながら弱火で3分程度煮込む。
  11. 仕上げにヨーグルト大さじ2を加え、塩で味を調えてでき上がり。
  12.  

    *フードアナリスト×ジュニア野菜ソムリエMimiさん*


    普段は食品会社に勤務。そのほかに、北海道野菜の魅力を伝える「ジュニア野菜ソムリエ」としての取材・告知活動、食の情報を解説する専門家「フードアナリスト(協会本部広報委員)」としても食トレンド情報をアグレッシブに発信中。

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    取材協力 「タベラッテ」

    料理・グルメを楽しく簡単に投稿する、レシピのソーシャルブログサービスです。タベラッテは、食を通したライフスタイルを共有し合うことで、毎日をもっと楽しくすることを目的としています。

    ※この記事は2013年07月16日に公開されたものです

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