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楽しいけれど面倒?女子の「内緒の話」を上手にかわすには「否定も肯定もしない」

職場でもプライベートでも、女子は内緒の話が好きですよね。気がつくと、あちこちで「内緒なんだけど…」なんていうやり取りが行われているなんてことも!でもこうした「内緒の話」は、どうも女子特有のもののように感じることはありませんか?今回は女子が内緒話に惹かれるワケを探ってみます。

内緒話を聞きたくなるワケ

女子が集まるとよく起こるのが「内緒の話」。給湯室で、はたまた女子会ランチで、毎日のようにやりとりされていますよね。実際には大した話ではなくても、「ここだけの話なんだけど…」と切り出されると、ついつい聞きたくなってしまいませんか?

実は、「誰にも言わないでね」「あなただから言っちゃうけど…」といったセリフには「私に何か特別な秘密を打ち明けてくれる!」という期待感を持たせる効果があるのです。確かにそういった一言が出てくると、「真剣に聞かなくちゃ!」と、相手の話を前のめりに聞こうとしますよね。

また、「秘密を打ち明けてくれる」ことは、言われた側に「自分を仲間として認めてくれている」という気持ちも抱かせます。相手に信頼を寄せられていると思えば、決して悪い気はしませんよね。こうして内緒話の世界に引き込まれていくのです。

内緒話をしたくなるワケ

では、内緒の話をする側はどういった心理状態なのでしょうか。

そこにはまず、「相手の関心をひきつけたい」という気持ちがあります。さらに「仲良くなりたい」「仲間になりたい」などの感情も。秘密を共有することで、お互いの距離を近づけたいという心理が働いているのです。

また、数人のグループの場合はその中で注目を浴びたいという思いを持っている場合もあります。「ここだけの話」を切り出すと、その場の全員が自分の話に強い関心を抱いてくれる…、特に普段注目を浴びる機会が少ない人にとって、それはちょっとした媚薬(びやく)のような効果があるのです。

これらの心理状態は、女子によくある「仲間といることで安心する」という感情に端を発しています。そして、その集団の中で目立ちたい=優越感を味わいたい、という心理も働いているのです。

ちょっと困るケースも…

他愛(たあい)もない話なら「内緒の話」も楽しむことができますが、それが他人を中傷する内容だったり、根も葉もないうわさ話だと、だんだんと気分が重くなってきますよね。それが職場なら場合によっては仕事に支障をきたすことも…。

でも、そういう女子特有の会話に加わっておかないと、何かと面倒な思いをすることもあります。そんな時はどうやって対応したらいいでしょうか?

一番シンプルなのは、「聞き流す」という方法です。相手の話を否定すれば、「いい人ぶってる」「つまらない人」などと反感を持たれてしまう可能性があります。逆に肯定していると、状況は一向に変わらないですよね。

それならば、その手の話が始まったら「へぇ~」「そうなんだ~」と、右から左に聞き流してしまいましょう。否定も肯定もしない。これがポイントなのです。

時に楽しく、そして厄介な「内緒の話」。楽しみ方も受け流し方もマスターしておけば、きっと円滑な人間関係づくりに一役買ってくれるはずです。

※この記事は2013年07月15日に公開されたものです

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