都内出身者の約6割が「老後も東京で生活していると思う」東京への愛情調査で
東京23区を中心に不動産事業等を展開する株式会社オープンハウスは、7月17日の「東京の日」を前に、東京23区内に居住していて、住宅購入を検討している30代から40代既婚男女を対象に「『東京』への愛情に関する意識調査」を実施した。
今回の調査では、「都内出身者」と「都外出身者」(ともに直近10年以上東京在住)で比較したところ、概ね「東京」に好感を持っているものの、その思いの強さは「都内出身者」の方が顕著に高い傾向にあることがわかった。
「東京」へのイメージをたずねたところ、都内出身者(62.0%)と都外出身者(68.0%)ともに「活気がある」を第1位に回答した。都内出身者と都外出身者の差異が最も顕著に見受けられたのは、「東京」が「憧れの存在」か、「身近な存在」かの項目。「憧れの存在である」については都内出身者が5%に対し、都外出身者が15%と3倍に。また、都内出身者の約6割(55.0%)が東京を「身近な存在である」と回答しているのに対し、都外出身者は半減(30.0%)している。
東京での生活を「快適である」と明確に回答しているのは都内出身者が39.0%に対し、都外出身者が25.0%と大きな差が見受けられた。
今後も東京で仕事をしたいと思うかをたずねたところ、「仕事をしたい」と明確に回答しているのは、都内出身者が66.0%に対し、都外出身者が49.0%と、こちらも大きな差が見受けられた。
今後も東京で子育てや子どもの教育をしたいと思うかの質問には、「子育てや教育をしたい」と明確に回答しているのは、都内出身者が49.0%に対し、都外出身者が31.0%となった。
東京で持ち家が欲しいかたずねたところ、「持ち家が欲しい」と明確に回答しているのは、都内出身者が64.0%に対し、都外出身者が41.0%と大きな差が見受けられた。また、「どちらかというと欲しい」を含めると、都内出身者はほぼ全員(95.0%)が「東京」で持ち家を希望している。
前の質問で「持ち家が欲しい」「どちらかというと持ち家が欲しい」と回答した人に、『戸建』と『マンション』のどちらが欲しいかたずねたところ、概ね「戸建」を望んでいるとの結果となった。
東京に合わないかも…とこれまで感じたり、悩んだりしたことがあるかたずねたところ、悩んだことがある層は、都内出身者が約2割(21.0%)に対し、都外出身者は約4割(37.0%)と倍増。一方で、「悩んだことはない」と明確に回答しているのは、都内出身者が62.0%に対し、都外出身者が半数以下(29.0%)。
老後も東京で生活していると思うかたずねたところ、「思う」と明確に回答しているのは、都内出身者が55.0%に対し、都外出身者が半数以下(25.0%)。
東京を愛しているか、には「愛している」と明確に回答しているのは都内出身者の36.0%に対し、都外出身者はその1/3 以下(11.0%)と大きな差が見受けられた。
※この記事は2013年07月12日に公開されたものです